【東日本大震災】サンドウィッチマンの2011年3月11日の行動・足取り|山に避難して津波を回避

【東日本大震災】サンドウィッチマンの2011年3月11日の行動・足取り|山に避難して津波を回避

2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)。

 

サンドウィッチマンの2人は、宮城県気仙沼市の海岸でのロケ中に地震に遭い命からがら避難しています。

 

4日後の3月6日に「東北魂義援金」を設立するなど、素早い行動を取っているんですよね。

 

2人はブログでも当時の状況をアップし、自分たちの無事と東北の強さ、復興への思いなどを語っています。

 

ここでは、伊達さんのブログを参考にして、被災当日から東京到着まで改めて追っていきます。



東日本大震災・サンドウィッチマンは山に避難して津波を回避

サンドウィッチマンの2人は当日、ぼんやり~ぬTVのロケで宮城県気仙沼市を訪れていました。

 

近くにある気仙沼水産高校(現・気仙沼向洋高校)に、高校時代に遠征で来たことを話し、ラーメンが美味しかったことなどを報告する和やかムード。

 

上記の内容のブログ(伊達さん)が13時38分にアップされ、次の17時01分のブログでは山に避難していること、津波が大変なこと、山から下りられる状況じゃないことをアップ

2011年3月11日

20時04分ブログアップ

 

気仙沼市のホテルのロビーに避難し、身動きが取れない状況となり、道路では立っていられなかったほどの揺れだったことを報告しています。

出典:サンドウィッチマン伊達のもういいゼ!

2011年3月12日

10時49分ブログアップ

 

夜は雪が降る中毛布一枚で寒さを過ごし、翌日には岩手県一関市に移動。

 

当日、テレビクルーの指示で安波山に避難、実際に津波に街が呑み込まれる状況を目にし流されていく人もたくさん目撃しています。

 

船が陸に乗り上げ、タンクが爆発、民家が流される。

 

気仙沼には燃えている場所もまだあり、仙台市若林区荒浜で遺体が300体見つかったという情報も載せています。

 

そこに、伊達さんの知り合いもきっといるだろうと心配し、携帯の電波が入ったことなど、自分のいる状況を伝えてくれていました。

 

 

11時15分ブログアップ

 

岩手県一関市に到着し、信号がない状況やお店が閉まっている状況を報告。

 

最後に書かれた3行の短い言葉は、何度も勇気づけられたという人もいたはずです。

 

必ず復興します!
日本をナメるな!
東北をナメるな!

 

 

22時56分ブログアップ

 

伊達さんは仙台市の実家に到着し、家族の無事や停電、携帯の電波がないことなどを発信。

 

震度4、5の余震が続く中、ヘリコプターの音やラジオの電波が不安定なことも伝えています。

 

2011年3月13日

17時05分ブログアップ

 

他県ナンバーの消防車・救急車・救援物資を積んだトラックなどが次々に宮城県に到着

 

松島の友達と連絡が取れないこと、現状で足りないモノの情報を伝えています。

・飲料水
・食料
・携帯電話の簡易充電器
・乾電池
・毛布
・紙オムツ
・ガソリン
・灯油

明るい未来の為に、微力ですがサンドウィッチマンに出来るコトは何でもします。

気仙沼の魚市場でロケをしている最中に地震に遭いました。
逃げる場所を間違えたら、あの大津波に呑み込まれていました。

あの、目の前で起きた悲惨な光景は一生忘れません。

 

↑の言葉には本当に涙が出るほど熱くなります。

 

2011年3月14日

13時08分ブログアップ

 

東京に着き、自分にできることを確認。

 

仕事を飛ばしてでも、仙台に残ってボランティアをやろうと考えていたとのこと。

 

伊達さんは友達と連絡が取れましたが、連日報道される遺体の数をたんたんと伝えられることに憤りを感じながらも、リアルな今を伝えていました。

 



3月16日に「東北魂義援金」を設立

東京に到着し、すぐにテレビ局各社の取材を受け、見たままの状況を話したといいます。

 

18時23分にブログをアップし、その中では多くの芸能人の先輩たちからメールを受け取ったことを報告。

 

お前らが先頭切って動けばみんなも協力する、出来る限りの協力するから

 

震災からたった2日で義援金の計画があると報告し、実際には震災から4日後の3月16日に設立しています。

 

2019年3月6日までに、合計420,444,156円もの義援金が集まっています

 

引き続き東北魂義援金は続いていきますので、何に使われてどこに渡されているのかなどを含めチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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まとめ

東日本大震災で被災し、命を落とす危険性もあったサンドウィッチマンでしたが、義援金設立までのスピードはなんとたったの4日。

 

あれからずっと東北や被災者たちに寄り添ってきたということを誰もが理解しているからこそ、より多くの義援金が集まったのかもしれませんよね。

 

影響力のある有名人が何をすべきなのか、それを体現してくれた筆頭の2人なのではないでしょうか。

 

もし、あの時、サンドウィッチマンの2人が山に逃げていなかったらどうなっていたのかを思うとゾッとしますが、海沿いで地震が来たら速やかに高台に避難する・・・教訓としても忘れてはいけない。

 

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