イランでM5.7の地震!トルコでも揺れ9人が犠牲に!トルコ付近で地震が多い理由

イランでM5.7の地震!トルコでも揺れ9人が犠牲に!トルコ付近で地震が多い理由

2020年2月23日(日)5時53分(日本時間14時53分)、イランとトルコの国境付近で地震が発生。

 

イランで約65人が負傷、トルコでは9人が犠牲になったとのこと。

 

トルコでは1月24日にも地震が発生し、40人以上が犠牲となり1,600人以上が負傷していた。



イランでM5.7の地震!トルコでも揺れ9人が犠牲に!

詳細の震源地はこちら↓

 

イランの北西部に位置するハバシェオルヤ付近マグニチュード5.7の地震が発生。

 

トルコとの国境付近で、震源の深さは6キロメートル。

 

イランでは約65人が負傷し、トルコでは9人が亡くなってしまった。

 

9人のうち4人が子供、37人以上の負傷者が出ているとし、9人が重傷となっているという。

 

2020年1月14日にもトルコで地震

トルコでは、1ヶ月前の1月24日にもマグニチュード6.7の地震が発生しています。

 

24時間後には、小さな子供の救出も報道されています。

 

 

トルコでは、2011年10月23日のマグニチュード7.2のトルコ東部地震を始め、度々大地震が発生しています。

 

日本と同じく地震大国としても有名で、いつ大きな地震が起きても不思議ではない環境なんですよね。

 

また、イラン北西部では、2012年にもマグニチュード6.3~6.4の地震が起き、300人以上が犠牲となっています。

 

イラン全体で見ると、2013年に3回、2014年にも1回マグニチュード6以上の地震が発生。

 

2017年11月12日には、マグニチュード7.3のイラン・イラク地震が発生し、620人が犠牲になっています。



トルコ付近で地震が多い理由

トルコは、日本と同じように多くのプレートが集中しています。

 

ユーラシアプレート、アフリカプレート、アラビアプレートの衝突が活発となり、国の多くが北アナトリア断層と東アナトリア断層の2つの横ずれ断層に囲まれた小さなアナトリアプレートの上にあるんです。

世界のプレートを見てみると、トルコ付近で3つのプレートが集中していることが分かりますよね。

 

↓では、トルコがアナトリアプレートに位置していることが分かります。


出典:Sting and Rémih – Cropped version by myself of Image:Tectonic_plates_boundaries_detailed-fr.svg created by Sting under CC-BY-SA, CC 表示-継承 2.5, リンクによる

地震のメカニズムについてはこちらを参考にしてみてください↓

まとめ

2020年2月23日(日)5時53分(日本時間14時53分)、イランとトルコの国境付近でマグニチュード5.7地震が発生。

 

イラン、トルコともに近年大地震が発生し、日本と同じくいつ起きてもおかしくない環境となっています。

 

日本では、出直下地震や南海トラフ巨大地震が30年以内に起きるとされていますが、世界の地震を教訓に心構えを含め事前にしっかりとした備えをしておくようにしておきたい。

 

 

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