【防災・防犯】災害時・被災地での空き巣に注意!被害に遭わないための対策

【防災・防犯】災害時・被災地での空き巣に注意!被害に遭わないための対策

今後、30年以内に70%の確率で起きるとされている首都直下地震をはじめ、台風や噴火など、いつどこで誰が被災者となるか分からない時代となっています。

 

災害時の被災地では、詐欺や放火など様々な犯罪が増えるとも言われています。

 

なかでも多いのは空き巣による泥棒行為で、災害が起きれば犯罪者にとってはチャンスとなるのです。

 

ということで、空き巣被害に遭わないための対策を紹介しておきます。



災害時・被災地での空き巣に注意!被害に遭わないための対策

災害に遭った時には、避難所生活になったり家をるすにしたりした場合には防犯への意識が低くなりがちです。

 

災害への恐怖や今後の生活不安などから、どうしても自分の安全や将来を考えることに集中してしまうため、家の安全をおろそかにしてしまうのです。

 

そんな時に空き巣に遭ってしまい、貴重な財産を奪われてしまっては悲しいことこの上ありませんよね。

 

ここでは、空き巣被害を防止するための対策の基本をいくつか紹介します。

①貼り紙に注意
②留守にしない
③電気はつけておく
④ラジオをつけておく
⑤自動式点灯ランプ
⑥防犯アラーム
⑦番犬

 



①貼り紙に注意

災害に遭った時には電話が通じにくくなるため、家族となかなか連絡がつきにくくなってしまいます。

 

そんな時に有効とされているのが、家に貼り紙をして伝言を書いておくという手段。

 

しかし、家族に伝わると同時に誰にでも留守がバレてしまうことを理解しておきたい。

 

もし「○○の避難所にいる」ということを伝えたいのであれば、事前に家族で話し合って貼り紙の隠し場所を共有しておきましょう。

 

もしくは玄関やドアの裏側など、屋内に貼るようにします。

 

携帯電話が使えない場合は、災害用伝言ダイヤル「117」を使うのも有効になりますのでチェックしておきたい。

 

LINEやSNSのダイレクトメッセージを使うなど、家族で共通のSNSを使うことも推奨されています。

 

携帯やスマホの電源が切れることがないように、充電バッテリーは用意しておきたい必需品です。

②留守にしない

避難所生活であれば仕方がない場合が多いですが、家に住める状況であれば留守にしないこと。

 

一人暮らしだと難しいが、家族がいる場合は家を空けないことが最大の防犯となります。

 

また、避難所は滞在が長くなれば衛生的にもよくない状況が出てくる可能性がある。

 

被災地となった場合でも家である程度の期間を生活できるように、食料や水などは日頃から備えておくようにします。

 

ただし、家が崩れる可能性があると自治体から指定された場合は、指示に従うことを忘れずに。

③電気はつけておく

災害に遭えば停電することもありますが、復旧したら電気は完全に消さずに一部付けておくようにしておきます。

 

昼も夜も関係なく、ずっとつけておくようにしておきましょう。

 

もちろん電気代は多少かかってしまいますが、空き巣が入ってくるよりはマシですよね。

 

空き巣は、誰かがいるかもしれないという心理となれば、家に侵入しにくくなるもの。

 

留守にしなくてはいけない場合にも、有効な手段となります。

④ラジオをつけておく

ラジオに関しても、電気と一緒で家に誰かがいるという気配を残すことにつながります。

 

ラジオであれば、乾電池を備蓄しておけば電気が復旧する前からかけておくことが可能となる。

 

ただし、電池の使いすぎにより、スマホなどもっと大事な機器の電源が回復できないなんてことにならないように注意。

⑤自動式点灯ランプ

最近は、防犯対策として玄関に設置している家も多い自動式点灯ランプ。

 

人の動きを感知すると、自動的に灯りがつくことで、犯人は警戒します。

 

ソーラー式や、内臓されているバッテリーで点灯するものもあるので、停電時にも活躍してくれる。

 

災害時だけではなく、日常的に有効なアイテムなので設置しておくことをおすすめしたい。

⑥防犯アラーム

防犯アラームは、実際に犯人と出くわした時に有効となります。

 

とはいえ、犯人が目の前に現れたら、何をされるのか分からないので、今までの項目などによって事前に防ぐことが需要です。

 

防犯アラームは、最終手段のようなものとなってしまいます。

 

今は、小学生も一人1個持っている時代ですが、大人も持っているといざという時に役に立つでしょう。

⑦番犬

番犬は古くからの泥棒対策ですが、やはり有効となります。

 

誰か知らない人物が侵入してきた時に吠えられれば、侵入者は警戒を強めるはず。

 

被災地は、空き巣の視点で見ると、入り放題で盗み放題。

 

番犬をかいくぐってまで盗みに入るよりは、リスクのない別の家に移動するでしょう。

 

もちろん、他の家に入ってほしいいうことではなく、自分の家を守るために空き巣を寄りつかせないという意味です。

 

まとめ

被災地は、犯罪者にとって「金のなる木」状態なので、たいてい集まってきます。

 

久しぶりに家に帰ったら、家が荒らされ金品がなくなっていたというニュースもよく聞きますよね。

 

自分の身や自分の家は、自分で守るという強い意識で、いざという時のための防犯対策をしておきましょう。

 
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