【東日本大震災の教訓】女性が避難所生活で本当に必要だと思う必需品リスト

【東日本大震災の教訓】女性が避難所生活で本当に必要だと思う必需品リスト

災害時、避難所生活になってしまった場合を想定し、備蓄や持ち出しバッグに必要なものを備えておくのが当たり前の時代となってきました。

 

あなたは、もしもの時に備えてしっかりと用意できているでしょうか?

 

もし、まだ備えていないのであればすぐにでも準備しておくことをおすすめします。

 

ここでは、東日本大震災で実際に被災された方々のアンケートによって分かってきた、避難所生活で本当に必要なものについてお伝えします。

 

結果を参考にして、足りないものを備蓄や持ち出しバッグなどに追加するようにしてください。



女性が避難所生活で本当に必要だと思う必需品リスト

東日本大震災において被災された岩手県・宮城県・福島県の方々に、「備蓄や支援物資に対する要望」として2011年11月にアンケートがとられています。

 

内閣府「男女共同参画の視点による震災対応状況調査」(平成23年)によるもので、男女別で本当に必要だと感じたもが示されていますので参考にしてください。

 

避難所生活になってしまった時のことを想像しながら、持ち出しリュックの中身を充実させることがポイントとなります。

 

しかし、実際に避難所生活を経験していない場合、何が本当に必要なのか分かりにくいかもしれません。

 

そんな時には、過去の震災を経験した方々に意見を教訓することで中身を充実させることが可能となります。

 

特にここでは、女性が必要だと感じたものについて以下の4つを紹介します。

・生活用品
・女性用品
・乳幼児用品
・高齢者用品

生活用品

生活必需品では以下のものが足りないと感じていたということなので、ぜひ参考にしましょう。

 

上から意見が多かった順となります。

・主食
・家庭用医薬品
・プライバシー間仕切り
・ハンドクリーム
・リップクリーム
・化粧品

 

国からの支援は、避難所にすぐに供給されるとは限りません

 

物資が届いたとしても1人あたりの食事は少なく、水とともに食べ物は生きるために重要なものとなります。

 

アルファ化米やレトルト食品など、各メーカーがいろんな種類を出しているので多めに購入しておきましょう。

 

医薬品は、人それぞれ処方されている薬が異なるので各自準備しておくことが重要です。

 

他にもコンタクトレンズや頭痛薬、風邪薬なども準備しておきましょう。

 

女性用品

市販の防災セットには入ってない女性用の生理用品は、各自で揃えておくようにします。

 

男性に比べて必要なものが多くなってきますので、容量の大きいリュックを用意しておくことがポイントです。

 

ただし、大きければ大きいほど重くなってしまうので、持ち運びが便利なリュック(バッグ)がおすすめです。

・生理用品
・おりもの用ライナー
・尿漏れパッド

 



乳幼児用品

小さいお子さんがいる方で気になるのは、やはり子供のための用品の数々でしょう。

 

衛生面にも気をつける必要がありますし、ミルクがなければ泣き続けてしまうこともあります。

 

周囲とのトラブルになる可能性もあり、少しでも嫌な思いを和らげるためには乳幼児用品は欠かせないものになります。

・粉ミルク
・ほ乳瓶
・ほ乳瓶用消毒剤
・小児用オムツ
・おしりふき
・ベビーバス

 

おしりふきは、お子さん用だけでなく日常使いもできるので、多めに用意しておく便利です。

 

また、少しでも普段と同じ生活に触れてもらうことで安心できるので、好きなオモチャやぬいぐるみなどを持ち出しバッグに入れておくことがかなり重要になります。

 

粉ミルクは、政府が用意している備蓄のなかにもまだあまりないと言われていますのが、近年はほ乳瓶いらずの液体ミルクが登場していますので多めに購入しておくと良いでしょう。

 

高齢者用品

どうしても乳幼児や高齢者にとって必要なものというのは足りない傾向にあります。

 

国からの物資が期待できないのであれば、やはり自分たちで準備しておかなければいけません。

 

高齢者用のオムツや介護食も、多めに準備しておくことが重要になってきます。

・成人用オムツ
・介護食

 

もし、ご家族に高齢の方がいる場合は、自分のことだけでなく広い視野で考えておくようにしてください。

 

災害が起きてしまってからだと、ものを買うことは難しくなりますし、スーパーが再開されても流通が不足することが考えられるので、事前に多めに備蓄しておくことが望まれます。

まとめ

災害が起きたとき、もし避難所生活になったらどうしても不足してしまうものが出てきます。

 

国からの物資も時間が経てば行われますが、それでも十分ではなく本当に必要と感じるものがなかったりするのが実情です。

 

少しでも不便さを解消するためにも、日常的に多めに揃えておくことが大切になってきます。

 

家族で話し合いを行い、何が必要になるのかを想定して準備しておきましょう。

 

災害は、いつ起きてもおかしくありませんし、誰の身にも起こる可能性があります。

 

「自分は大丈夫」なんて思わずに、しっかりと準備をしておいてください。

 

 

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必要なアイテムについては、以下の記事でそれぞれリスト化しているので参考にしてみてください。

 

非常用持ち出しリュック

備蓄

職場用

普段の持ち歩き



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