もし、買い物中に大きな地震に見舞われたら、あなたは正しい行動を冷静に取ることができますか?
スーパーやコンビニには、危険な罠が意外と多く潜んでいます。
陳列棚、商品、吊してある広告、大きいスーパーであれば照明が吊してあるところもあります。
さらに駐車場や外にいた場合も大きな看板やそれを照らしている照明、車も危険ですよね・・・買い物中ではどんな行動を取ればいいのか、正しい知識を身につけていざという時に備えておきましょう。
防災・買い物中に地震が発生した時の行動
買い物中に地震が発生した場合には、何で守れば良いのか気になるところでしょう。
商品を買ってもいないのに利用して良いのか・・・迷っている時間はありません。
まずは「命を守る」ことを最優先考えて、身近にあるものを最大限に利用しましょう。
揺れが収まった後に、お店の人にきちんと謝ればいいではないですか。
命がなくなってしまったら、謝ることさえできなくなってしまいます。
もちろん、揺れていないのに勝手に扱うのは犯罪となってしまいますが、大震災となれば命を守るための行動が最優先。
ここでは、以下の点についてお伝えしていきますので、覚えておいてとっさに動けるようにしておきましょう。
・古い商店街に注意
・避難は冷静に
・ベビーカーの守り方
カゴを被って頭を守ろう
スーパーやコンビニで地震が発生したら、頭(特に延髄)を守ることを最優先に考えバッグなどでガードします。
もしくは、買い物カゴを利用して防災頭巾代わりにし、低い姿勢をとって揺れが収まるのを待ちましょう。
カゴの中身に入れてあった商品が破損してしまうので気になりがちですが、ためらわずに空にして被りましょう。
何も持っていなかったら、クッション性のある商品を借りて頭を守りましょう。
それを勝手にお店の外に持ち出してはいけませんが・・・。
陳列棚が倒れてきたり、商品が飛んできたりするので離れ、頭上に吊されている照明や広告にも注意。
ビンやドリンク棚のガラスが割れることもあるので、避難する際も気をつけてください。
叫んだり慌てて走り出したりすれば、周りの人もパニックに陥ってまうので冷静に対応します。
古い商店街に注意
スーパーやコンビニだけでなく、昔ながらの商店街ではさらに注意が必要となります。
建物自体が倒壊して襲いかかってくる可能性があるので、速やかに離れます。
看板や屋根などの落下にも気をつけながら、近くに新しいビルがあれば一時避難に利用しましょう。
ただし、飲食店の場合は、火災になりやすいので逃げ込んでしまうと危険に陥ることもあるので、入らないこと。
街路樹は、根がしっかりと張っていない木も多いので、電信柱や標識、信号機などとともに気をつけたい。
避難は冷静に
揺れが収まった後には避難を開始しますが、大きなデパートなどでは大勢が同じ方向に押し寄せてくる可能性があるので冷静になることが大切です。
我先にと全員が逃げれば、通路が塞がりエスカレーターではドミノ倒しとなてしまいます。
慌てて入れば、転んだりぶつかったりして非常に危険です。
上の方の人がつまづいたら、その下の人は大怪我を負うことは容易に想像できますよね。
エスカレーターには止まって乗り、焦らずにルールを守りましょう。
乗っている時に地震が起きたら、急停止してバランスが崩れるので、常に油断しないようにしたい。
足元をに注意して、大変であっても階段で避難するようにしましょう。
ベビーカーの守り方
小さいお子さんがいる場合には、ベビーカーを押しながら買い物をしていることもあるでしょう。
そんな時には、子供を守るためにと抱きかかえてしまいがち。
しかし、それでは自分の頭がむき出しになり危険ですし、手を離したベビーカーがどこかへ行ってしまうので危険です。
とっさにタイヤのレバーを下ろせても揺れでどう動くか分かりませんし、周りの人に怪我させてしまうかもしれません。
自分はカゴをかぶり、空いてるもう片方の手でベビーカーをしっかりと押さえておきましょう。
ベビーカーには日よけの屋根がありますが、強度がないのでバッグやタオル、クッション性のある商品などで子供の頭を守るようにします。
避難する際にベビーカーを押していくと段差などで壊れる可能性があり、階段も上り下りしにくく動きづらい。
おんぶ・抱っこ(抱っこひもを用意しておく)して移動すると身動きも取りやすくなります。
まとめ
買い物中に地震に遭った際には、カゴや商品を利用してとにかく頭を守り、命が助かることを最優先と覚えておいてください。
子供と一緒の場合には、子供だけでも助けたいという思いになるかもしれませんが、親子や家族が無事に乗り切るための行動をしましょう。
そのためにも、日頃からシミュレーションをして必要なもの(抱っこひもなど)は常に忍ばせておくようにしましょう。
また、お店に行った際には、もし地震が起きたらどのような行動をすればいいのか、危険な場所や安全なエリアを確認しておくことも「備え」となるので習慣づけましょう。
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