30年以内に70パーセントの確率で発生することが予想されている首都直下地震。
東京23区では、震度6強以上の揺れが想定されますが、特に江東区と江戸川区では強い揺れになるいいます。
なぜ、その2つの区でこのような見解がなされているのか見ていきましょう。
【首都直下地震】江東区・江戸川区が震度7になる可能性が高い!
首都直下地震で、江東区・江戸川区が震度7になる可能性について、武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏が解説をしています。
その理由をまとめると
・堆積層(たいせきそう)が2~3キロの深さにある
・近隣よりも震度は2段階強く感じる可能性がある
とのこと。
堆積層は、砂利や泥などでできた柔らか層。
さらに、この2つの区はお台場周辺の埋立地エリアの近くにあります。
江東区の大半も湾岸エリアであり、大きな地震を経験していないためどれくらいの被害となるのか分かっていないんです。
湾岸エリアは、江戸川区や江東区の亀戸周辺よりも高い立地ではあるものの、油断はできないというのです。
江東区・江戸川区は液状化現象にも注意
さらには、強い揺れによって液状化現象を起こす可能性が高いとされています。
東日本大震災の時には、江戸川区の隣の浦安市で液状化現象が多発。
東京ディズニーランドの駐車場が被害にあったのを覚えている人も多いのではないでしょうか。
つまり、軟弱な地盤は揺れによる倒壊や火災などの他にも、液状化に気をつける必要が出てくるのです。
液状化現象では、地盤の補強を行っていない古い建物が倒壊する可能性があり非常に危険なもの。
液状化は、地震直後に発生するものなので、もし車で移動しているときに起きたら車が埋もれてしまうことも考えられます。
ずっとドロドロした状態ではなく、再び固まってしまうので建物が傾いたらなかなか直すことは難しいんですよね。
もし、タイヤが飲まれて時間をおいてしまったら身動きが取れなくなることでしょう。
まとめ
首都直下地震では、江東区と江戸川区でより深刻な被害になる可能性があると警鐘を鳴らす。
軟弱な地盤の場所が多く、液状化現象になりやすい。
しかし、この2つだけではなく、東京23区や周辺の地域や県でも大きな被害になることは間違いないので、事前に準備をしておきたいところ。
防災グッズや避難場所の確認、どう行動するのか家族で話し合っておくことは大切なことになりますので、ぜひやっておいてください。
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