出典:Craft MAP白地図に筆者が加工
2020年6月15日~21日の一週間に発生した震度3以上の地震マップになります。
震度4が1回、震度3が4回の計5回にわたって震度4を観測しました。
地震が多く発生しているように感じる方も多いことかと思いますが、専門家の中には「スーパー南海地震」の前兆なのではないかと唱えている人もいますね。
一週間でどこで地震が起きていたのかを改めて見ていきますが、震度1のような小さな地震にも触れていきますので、お住まいの地域の地震活動について把握しておくと良いでしょう。
一週間に起きた震度3以上の地震
2020年6月15日~21日に起きた震度3以上の地震は全部で5回(震度4が1回、震度3が4回)起こりました。
・6月16日08時27分:千葉県南部(M4.2・震度3)
・6月17日15時03分:岐阜県美濃中西部(M4.2・震度4)
・6月19日07時25分:宮古島近海(M4.3・震度3)
・6月20日09時10分:福島県会津(M2.6・震度3)
6月16日には未明から福島県沖、午前中に千葉県南部と、震度3の地震が相次ぎました。
翌17日には岐阜県美濃中西部で震度4を観測しましたが、突き上げるような強い揺れを感じたというSNSの投稿も目立った地震でした。
岐阜県というと、最近は長野県との県境で起きている群発地震が注目されていましたが、そっちもですかという感じですよね。
さらには、石川県との県境でも群発地震が続いているとのことなので、今後の岐阜県には注目しておきたいところです。
また、宮古島近海での地震は、先週には奄美大島北西沖でも地震がありましたし、南西諸島周辺の地震活動にも注目です。
6月20日の福島県会津(M2.6・震度3)の地震では、マグニチュードがかなり低いのに震度3を記録しています。
震源の深さが約10kmと浅かったことが原因ですが、もしもマグニチュードが大きかった場合にはかなりの被害となっていたと思うとゾッとする地震なんですよね。
震度4レベルで収まっているからいいものの、それ以上の揺れとなった場合には負傷者や家の損壊なども十分に考えられます。
いざという時にどういった行動をとるべきなのかをしっかりと把握し、普段から防災への意識を高めておくようにしましょう。
特に、今年は避難所生活になったら新型コロナウイルスにかかる可能性も高い状況にあります。
少しでも回避できるように、家には備蓄、持ち出しリュックなどは必ず準備しておくようにしましょう。
小さい地震が起きている場所
その他、震度1~2の地震は今どこで起きているのか見ていきましょう。
・与那国島近海 ×4回
・日向灘
・和歌山県北部
・島根県東部
・石垣島近海
・茨城県沖
・根室半島南東沖
・岐阜県美濃中西部
・岐阜県飛騨地方
・茨城県北部
・福島県浜通り
・与那国島近海 ×2回
・石垣島北西沖
・岩手県沖
・石垣島近海
・茨城県北部
・岩手県沿岸南部
・北海道胆振地方中東部 ×2回
・長野県中部
・岐阜県美濃中西部
・熊本県熊本地方
・北海道南西沖
・岐阜県飛騨地方
・釧路沖
・遠州灘
・長野県北部
与那国島近海による小さな地震が連発しているのが気になりますね。
周辺での大地震の可能性について国でも出していますが、今後30年でマグニチュード7.8程度の地震が30%程度の確率で起こるとしています。
日本と同じく地震が頻繁に起こる台湾にほど近いということもあり、今後の地震活動には注目してきたいところです。
ところで、2020年に入ってから地震が多いという印象を持っている方は多いのではないでしょうか。
実際に、南海トラフ巨大地震と首都直下地震が連続する「スーパー南海地震」の前兆なのではないかと指摘する方もいるんですよね。
ただ、新型コロナウイルスの騒動と相まって地震や災害に敏感になっていますし、震度2や3でもネットやテレビの速報などで扱うことが多くなったという印象もありますよね。
日本では毎日のように地震がどこかで起きているのは昔からなので通常運転という見方もできますが、やはり防災への意識は常に持っておくようにしましょう。
地震の多発はスーパー南海地震の前兆!?
2020年の地震の多さはスーパー南海地震の前兆という専門家もいます。
また、6月4日の夜の三浦半島での異臭騒ぎについても相模トラフでの地震活動が原因なのではないかと推察する人も現れています。
って、どちらも立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏なんですけどね。
どうしてもこじつけたいのかなと感じてしまいますが、あり得る話だから大きく否定もできません。
一方で、予言者のジュセリーノ氏が公表した2020年6月の予言などから大地震が起きると解釈した人物もいます。
こちらは、予言の他に三浦半島の異臭や、6月11日に千葉県館山市の東京湾付近で目撃されたメガマウスについても触れています。
何かと話題に事欠かない地震関連の話ですが、北海道では「千島海溝巨大地震」、関東では「首都直下地震」、関東から九州にかけて「南海トラフ巨大地震」と、甚大な災害が予想される地震は多くあります。
他にも、「地震空白域」や「中央構造線」など、日本ではどこでも地震と隣り合わせ。
「自分の地域は大丈夫」などと、根拠のない謎の油断をせずに普段から防災の意識を持つようにしてください。
まとめ
2020年6月15日~21日の地震活動では、福島県と岐阜県の内陸で地震があり、岐阜県ではそのあとも小さな地震が起きています。
宮古島や石垣島でもちらほら地震が起き、与那国島周辺での群発地震も気になるところ。
全国的に梅雨に入り長雨が続く時期となりましたが、今後は大雨やゲリラ豪雨などもも起きやすくなりますので、防災への意識はしっかり持っておくようにしましょう。
新型コロナウイルスが完全に終息していない状態で避難所生活になれば、オーバーシュートが懸念されます。
猛暑による熱中症にも注意しながら、水害への備え、地震への備えをしっかりとしておくようにしましょう。
備えは、持ち出しリュックや備蓄だけでなく、避難場所の把握や家族との話し合い、いざという時にどういった行動を取らなければいけないのかなどを確認しておくことも大切です。
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