災害が起きた時に被災地に集まるのはボランティアだけではありません。
リフォーム詐欺、空き巣、避難所でのスリ、放火・・・様々な犯罪が起きる可能性が高いのです。
ここでは、その中から放火の対策についてお伝えしていきますので、ぜひ心がけてみてください。
災害時・被災地での放火に注意!被害に遭わないための対策
被災地ではもちろんのこと、日頃から放火の対策は行っておきたい。
火災の原因の上位となっているのは、毎年毎年、放火となっています。
人が故意に火を放つため、完全に防止することは難しいですが、放火しやすいという隙を見せないことが大切です。
ここでは、以下の5つの点についての防止策を紹介しますので、参考にしてください。
②ゴミ収拾の曜日を守る
③明るい場所をつくる
④燃えやすいものを外に出しておかない
⑤地域で協力する
犯人が放火をしやすい場所は、外から侵入しやすくて暗いところです。
また、燃えやすいものが多いゴミ置き場や倉庫などにも注意しておきたい。
①鍵をしっかりかける
都会では鍵をかけるのは当たり前の行動ですが、田舎では鍵をかけない家も多い。
また、庭に設置している倉庫にも注意。
玄関や窓はしっかりと閉めても、倉庫は鍵をかけ忘れがちになってしまいます。
放火しやすい場所の一つとして倉庫や物置は要注意。
必ず鍵を閉めるように徹底しておきましょう。
②ゴミ収拾の曜日を守る
ゴミは火をつけやすく燃えやすいので、特に注意したい。
ゴミを出す曜日は自治体によって決まっているので、きちんと守るようにしてください。
前の日に出したり、曜日を気にせずに出したりする人がいますが、放火対策のためでなくても迷惑です。
可燃ゴミ、不燃ゴミ、リサイクルゴミ、粗大ゴミなど、分別もきちんと行って、ちゃんと回収してもらうようにしてください。
必ず、決められた時間と曜日を守って出すようにしましょう。
③明るい場所をつくる
放火犯に限らず、犯罪者は暗がりを好み明るい場所や目立つ場所を避ける傾向にあります。
高い塀などは、侵入者のかっこうの隠れ場所となるので注意。
また、玄関などには自動点灯式ランプを設置すると良いでしょう。
人が前を通ればセンサーによって明るくなるので、犯罪を未然に防ぐための有効な方法となります。
④燃えやすいものを外に出しておかない
家の庭や周辺に燃えやすいものがあると、放火に繋がりやすくなります。
常に整理し、燃えやすいものを置かないように徹底しましょう。
次の日の朝にゴミを出すからといって、外に置いておくのも危険です。
新聞紙、チラシの束、ゴミ袋、段ボールなどは特に気をつけたい。
さらには、バイクのカバーなども放火しやすいので目につかない場所に停車させておくようにしておきましょう。
⑤地域で協力する
個人の家だけではなく、同じ地域で何件も連続で発生するのも放火の特徴の一つ。
地域のみんなで声を掛け合いながら、常に目を光らせておきましょう。
消防団の見回りや「火の用心」などは昔からある対策方法ですが、ぜひ続けていってもらいたいものです。
まとめ
被災地では、燃えやすいものが散らばっているので火災が起きる可能性も高くなります。
放火でなくても火の消し忘れ、ポイ捨てなど、故意的ではないことが原因で起こってしまうかもしれません。
家周りの対策を行い、少しでも放火のしにくい環境を日頃から作っておくことが重要となります。
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