大規模な災害に遭った場合には、避難所生活になったり家から出られなくなったりする可能性があります。
避難所には物資が届きますが、すぐに到着するか分かりません。
高層マンションで停電になりエレベーターが停まってしまったら1階から何かを運搬するのは難しいことも。
そんな時のために水や食料は備蓄し、数日間は助けが来なくても大丈夫なようにしておく必要があります。
災害のために飲料水はどれくらいの量を備蓄しておけばいい?
では、災害が起きた時のためにどれくらいの量の水を用意しておけば良いのでしょうか?
結論から言うと、最低3日分、できれば一週間分は備えておきたい。
巨大な地震が起きれば電気だけではなく水やガスのライフラインも止まってしまうでしょう。
飲料水としてはもちろんのこと、手を洗うのにも必要になります。
携帯トイレを用意して排泄用の水は節約でき、ラップやポリ袋を利用すれば食器を洗う水も少なくなるでしょう。
しかし、それでも合わせて1人1日3リットルは備蓄しておきたい。
人は飲料水として1日何リットル必要なのか
3リットルのうち、2リットルが1日に必要となる飲料水になります。
もちろん食料は大事ですが、人は数日は食べなくても生きていられます。
しかし、水は2~3日が限界だと思っていい。
1日に1~1.5リットルは飲まなければ脱水症状に陥り、身体の水分のうち10パーセントがなくなれば臓器不全になる可能性も高まります。
非常用の飲料水の保管期限は3~4年と長いものが多いので、ケースで買っておいて期限を見ながら消費しながら買い換えるの良いでしょう。
一般的な飲料水も1年くらいは持つので、そこまで気にせずに保管しておけますよね。
お風呂には水を溜めておこう
飲料水として買っておいた水は、できるだけ飲料水として消費したい。
他の用途には、お風呂に溜めておいた水を利用してもいいでしょう。
しかし、いくら飲料用でなくても浄化することが望ましい。
川の水でも飲めるようになる浄化キットは簡単に手に入るので用意しておくと良いかもしれません。
また、地震による火災にも利用できるのでぜひ溜めておきたい。
日頃からお風呂には水を溜めておく習慣を身につけておきたいところ。
しかし、集合住宅の場合、溜めた水を使ってトイレを流すのはNG。
下水管が破裂していると、他の部屋に汚物が溢れてしまう可能性がある。
震災後に、クレームや賠償請求など、トラブルになりかねないので注意。
小さなお子さんがいる場合は、目を離した隙に溺れてしまったなんてことも考えられるので注意が必要となります。
まとめ
地震の際には、停電、火災の可能性があり水は必要不可欠となります。
人は1日に3リットル(飲料水は2リットル)必要となり、その1週間分ほどは飲料水を用意しておきたい。
普段から、非常用飲料水を食料とともに備蓄し、お風呂の水は溜めておくことを心がけましょう。
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