【防災】映画館・飲食・ホテルなどの屋内施設で地震が発生した時どうすればいい?

【防災】映画館・飲食・ホテルなどの屋内施設で地震が発生した時どうすればいい?

地震はいつ起きるか分からないため、外出先で被災する可能性もあります。

 

映画館、飲食店、ホテル、美術館、図書館・・・様々な屋内施設がありますが、慌てず行動できる自信はあるでしょうか?

 

自分の命を自分で守る「自助」を冷静に行うためには、普段からシミュレーションしておく習慣を付けておきたい。

 

ここでは、屋内施設で地震に遭った時にどのような防災行動を取れば良いのかをお伝えします。



防災|映画館・飲食・ホテルなどの屋内施設で地震が発生した時の行動とは?

外出先の屋内施設で地震に遭遇した際には、どのような行動を取れば良いのか。

 

公共の施設では家と違って自分以外の人がいるため、慌てている人がいれば釣られて同じ行動を取ってしまいがち

 

そんな時に正しい行動を取れるようにしておかなければ命を危険にさらしてしまいます。

 

大きな揺れを感じたら、身を守る行動を取るようにしましょう。

 

ここでは、以下のポイントについてお伝えしていきますので、いざという時のために覚えておいてください。

・落下物から離れて頭を守る
・映画館で地震が発生したら?
・飲食店で地震が発生したら?
・ホテルで地震が発生したら?

落下物から離れて頭を守る

どこにいても共通のことですが、まずは自分の命を守ることを最優先に考えてください。

 

家やオフィスであれば机やテーブルの下に入り、しっかりと脚をつかんで身体が飛び出さないようにして、落下物や転倒物から身を守ります。

 

しかし、図書館などではそれで対応できますが、屋内施設にはテーブルがあるとは限りませんよね。

 

美術館のように作品が壁際にある場合は壁から離れ、窓ガラスも割れたら危険なので同様に離れます。

 

 

バッグなどで頭(特に延髄)を守り、部屋の中央などリスクが少ない場所で体勢を低くして揺れが収まるのを待ちましょう

 

大きなソファがあれば、低い体勢のままソファの横にいることで、転倒物から守ってくれる働きをしてくれます。

 

さらに、頭上には照明などの落下物があるので、十分に注意する必要があります。

 

その場所で何ができるのか、日頃からシミュレーションしておくクセをつけておきましょう

映画館で地震が発生したら?

映画館で地震が発生した場合は、慌てずにバッグなどで頭を保護し、座席よりも低い位置にかがみます

 

薄暗い中で映画を観ているため、パニックに陥りやすいですが冷静な対応が求められます。

 

一気に大勢の人が非常口に向かってしまうとドミノ倒しなどの二次災害が起きることも考えられるので揺れが収まってから、緑色の非常口に移動し避難します。

 

停電していても非常用の誘導灯が点くので、冷静に対応していきましょう。



飲食店で地震が発生したら?

飲食店の場合は、食器類がテーブルにあるので欠けたガラス片に注意。

 

照明は吊り下げ式のものもあるため、落下物から身を守るためにテーブルの下に入って脚の部分をつかんで固定し、揺れが収まるのを待ちます。

 

オシャレしている時なんかは、歩きづらい靴を履いていることもあり、揺れている途中で避難するのはかえって危険になります。

 

飲食店は火を取り扱っていることから火災になりやすい、しかし、外に出れば看板や照明が落下してくる危険があるので慌てずに揺れが収まってから避難するようにしましょう。

ホテルで地震が発生したら?

ホテルの場合、部屋にいる時は家にいるときと同じで机の下に入り脚をつかんで身体が飛び出さないようにします。

 

机がなければクッションや枕などで頭を守り、揺れが収まったら非常口から避難。

 

ロビーやエントランスにいる場合は、落下物がなく広い場所で低い体勢となり、同じく頭をバッグなどでガード。

 

揺れている途中で外に避難しようとすると、頭上から割れた窓ガラスや看板などが落ちてくるかもしれないのでむしろ危険行為です。

 

チェックインしたら必ず、非常口の場所や避難経路を確認するクセを付けておくようにしましょう。

 

まとめ

地震が起きたら、どこにいたとしてもまずは命を守ることが最優先で、そのためには頭を守ることが大切です。

 

今、ここで地震が起きたらどのような行動をすれば良いのか、避難経路はどこかといったことを常に意識しておくようにしたい。

 

人が多いと集団心理により流されて冷静な判断がしにくくなりますが、「命を守る」行動について事前に理解しておけばパニックになりにくいので習慣づけておきましょう。

 

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