地震の専門家が独自の地震予測システム「地下天気図」を元に、2020年に大地震が起きる可能性のある地域4ヶ所を指摘しています。
30年以内に70パーセントの確率で起きると言われている首都直下地震。
30年以内に70~80パーセントの確率で発生しするとされている南海トラフ巨大地震。
しかし、この2つの巨大地震の他にも注意してほしい地域があるというのです。
【地震予知】専門家が2020年に自信が発生する可能性がある4つの地域を指摘!
東海大学海洋研究所所長、さらには地震予知・火山津波研究部門長の長尾年恭教授は以下の4つの地域に注目しているといいます。
地下天気図という地震予想のデータによれば、東日本大震災レベルではないもののマグニチュード6クラスが起きるかもしれないとのことです。
その地域というのが次の4ヶ所
②近畿地方
③北海道北部~サハリン
④岩手・宮城県沖
地下天気図とは?
地下天気図とは、天気予報図のように地震活動の分布を目に見える形で表したものとなります。
地震活動が少ないものを低気圧、多いものを高気圧と呼んでいるそうです。
大地震の前には、低気圧の状態が続き、その後に発生する傾向にあるとのこと。
低気圧の中心よりも少しずれたところが震源になりやすく、低気圧は長ければ長いほど大きな地震が起きやすいといいます。
過去には、2016年4月14日に発生した熊本地震において、2015年9月頃に以上のピークを迎え、2016年4月13日に異常が消えたというのです。
もちろん、天気予報と同じで、必ず当たるということではないとのことですが、目安としては十分に可能性を感じさせるものとなっています。
①埼玉県北部
栃木県・茨城県で地震の可能性がありましたが、2019年12月3日~4日に茨城県南部・北部、栃木県北部でマグニチュード4レベルが続けて発生。
すると、栃木・茨城の低気圧は解消され、埼玉県北部はまだ低気圧が残っている(2020年1月末)ようです。
もし、マグニチュード5クラスの地震が埼玉県で発生したら、首都直下地震が引き起こされるかもしれないとしています。
②近畿地方
2019年11月頃から、2018年6月18日に発生した大阪府北部地震(M6.1)の時と同じような異常が出ているといいます。
2020年1月になり徐々に解消されてきているとしていますが、大きな地震に注意してほしいとのこと。
③北海道北部~サハリン
北海道~サハリンにかけても低気圧が居座っている状態だとして、注意を促しています。
④岩手・宮城県沖
岩手・宮城県沖も同様に地下天気図に異常が見られるとしています。
確かに2020年に入ってからも三陸沖や宮城県沖で小規模な地震が続いているんですよね。
東日本大震災と同じ場所で巨大地震は起きないと言われていますが、気になるところではありますよね。
2020年に首都直下地震が起きる説も
首都直下地震は、30年以内に起こるとされていますが、2020年に発生するという説があります。
過去の大地震を見ると、9年サイクルで起きているというのです。
つまり、2011年に東日本大震災の9年後となる2020年が地震の年にあたるというもの。
地震が起きるかもしれない場所
まとめ
地下天気図という地震予測のシステムにより、4つの地域において低気圧が続いているとのことです。
②近畿地方
③北海道北部~サハリン
④岩手・宮城県沖
地震予知というものは、今の科学では証明することができないと言われていますが、当たらないとしても普段から防災への意識を高めておく必要があります。
いざという時に、何もできずに犠牲になってしまうなんてことにならないように事前の備えをしっかりしておくようにしましょう。
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