女性の一人暮らしで気をつけてなければいけないのは犯罪に巻き込まれる可能性についてです。
不在時の空き巣はもちろんのこと、在宅中でも侵入される事件が後を絶ちません。
侵入者は大きく分けて以下の3パターンに分けられます。
・居空き
・忍び込み
空き巣は不在時に侵入、居空きは在宅中、忍び込みは就寝中といった具合です。
在宅中に犯人に出くわせば、金品をとられるだけではなく襲われたり命の危険だったりと非常に怖い事態に巻き込まれてしまう可能性があります。
特に、女性の一人暮らしは危険が多く潜んでいますので、自分の身を守るためにも防犯の知識やアイディアを身につけておきましょう。
女性の防犯・一人暮らしの生活で注意するべきポイント
女性の一人暮らしにおいて、注意しておきたいポイントは多くあるんですよね。
一番下にリンクを載せておきますが、以前の記事「女性の防犯①~③」では引っ越しをする際の物件選びのポイントについてお伝えしました。
しかし、いくら防犯対策ができている物件に住んでいても、安心して防犯への意識を疎かにしていては意味がありません。
基本的なこととして、以下の7つのポイントについて注意しておくようにしましょう。
・一人と思わせない
・危険のリスクを減らす
・盗聴・盗撮に注意
・在宅中でも気を抜かない
・不在時の対応
・近所との関係性
そのなかから、ここでは「一人と思わせない」についてお伝えしていきます。
一人と思わせない(洗濯物に注意・施錠は徹底)
女性の一人暮らしでは、一人で住んでることを周囲に知られないことが重要です。
特に洗濯物や郵便物などからは、すぐに知られてしまうので注意しなければいけません。
また、家の中にいるからといって安心するのも注意が必要で、不審者はあなたが想像しているよりも意外なところから狙いをつけることもあるのです。
ここでは、以下の5つのポイントについてお伝えします。
②施錠の徹底
③数分の外出でも鍵をかける
④郵便物を溜めない
⑤帰宅前には周囲を警戒
①洗濯物に注意
女性の一人暮らしにおいて、洗濯物は狙われやすい要素の一つとなります。
ベランダに干す場合、女性だと分かるものは省き、タオルなど性別を特定されにくいもののみにすることをおすすめします。
下着など、明らかに女性だと分かってしまうものは部屋干しするようにしましょう。
その際にも、レースカーテンをするなど外から見えにくい状況を作ることが大切です。
また、外に長時間にわたって干していると、留守を疑われることになりかねないので空き巣に入られる可能性が高まってしまいます。
また、夜だからと安心せずに、極力情報を与えるきっかけを減らすようにしましょう。
使用しなくても、男性用の下着を一緒に干しておくのもカモフラージュになりますよね。
②施錠の徹底
防犯の基本である施錠ですが、玄関だけ施錠していれば安心というものではありません。
ベランダから侵入してくる可能性ありますし、トイレやお風呂の小さな窓も必ず鍵をかけてください。
これだけ小さな窓であれば大丈夫だろうと、勝手に推測せずに徹底することが求められます。
窓は、30センチ四方くらいであれば強引に入り込むことはできます。
全開にならない窓や格子・鉄柵が付いていても同様に鍵をかけるようにしてください。
外から取り外すこともできてしまうので、決して油断しないようにしましょう。
③数分の外出でも鍵をかける
ちょっとしたゴミ出しや自動販売機への買い物など、数分の外出であっても必ず鍵をかけてから外出するようにしてください。
数分、もしくは数秒あれば、家の中に侵入することは可能です。
急いで部屋に戻ったとしても、そこに知らない人がいればパニックに陥ってしまいますよね。
冷静に逃げたり声を出したりできない可能性もあり、侵入者に何をされてしまうか分かりません。
たとえエントランスがオートロックだったとしても、住人以外の人がいる可能性もあるので注意しましょう。
④郵便物を溜めない
郵便物は、基本的に毎日回収するようにしましょう。
郵便物には個人情報がたくさん書かれているので、もし盗まれたら犯罪に利用されてしまいます。
また、溜まっていると長期間にわたって留守にしていると思われてしまい、空き巣が狙う材料となってしまうかもしれません。
ポストからあふれ出しそうになっていれば、抜き取りやすくなってしまうので注意してください。
もし、在宅中に、犯人が留守だと思って侵入してきたら、出くわしてしまうことも考えられます。
顔を見られたら、犯人はどのような行動をとるのか想像しただけでも怖いですよね。
常にポストをきれいにしておくことで警戒心のある人だと思わせ、侵入するのをやめようといった心理を働かせるのも重要なのです。
⑤帰宅前には周囲を警戒
帰宅する際には、必ず周囲に誰もいないことを確認してから玄関の鍵を開けるようにします。
よくあるパターンで、玄関を開けた瞬間に強引に侵入するという手口があります。
多くの女性の場合、男に力尽くでこられたら敵いません。
また、一人暮らしであっても、たまに友人を家に呼び、誰かがいるかもしれないという印象を与えておくのも重要です。
「ただいま」など、声を出して誰かがいるかのような方法をとるのも効果的でしょう。
帰宅時にはインターホンをあえて鳴らすのも、中に誰かがいるというカモフラージュになり得ます。
まとめ
女性の一人暮らしでは、常に一人でいるということを周りに気づかせないのが重要です。
洗濯物、施錠の徹底、数分の外出でも鍵をかける、郵便物を溜めない、帰宅前には周囲を警戒など、注意を怠らないようにしましょう。
ちょっとした気の緩みによって、一生後悔する傷を負うことも考えられるので、「自分は大丈夫」なんて決して思わないようにしてください。
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