女性が一人暮らしを始める際、一番に気をつけておきたいのは犯罪に巻き込まれてしまうケースです。
不在時の空き巣はもちろんのこと、在宅中でも侵入される事件が後を絶ちません。
侵入者は大きく分けて以下の3パターンに分けられます。
・居空き
・忍び込み
空き巣は不在時に侵入、居空きは在宅中、忍び込みは就寝中といった具合です。
在宅中に犯人に出くわせば、金品をとられるだけではなく襲われたり命の危険だったりと非常に怖い事態に巻き込まれてしまう可能性があります。
日々の防犯対策を怠らないことが大切になってくるのはもちろんのこと、部屋を選ぶところところから細心の注意をしなければいけません。
女性の防犯・一人暮らしを始める前(引っ越し)に注意するべきポイント
女性の一人暮らしにおいて、引っ越しする際に注意しておきたいポイントは次の3点になります。
・物件選び
・物件の設備環境
物件を選ぶ時のこだわりは人それぞれあると思いますが、いくらオシャレでも防犯対策ができなければ意味がありません。
この記事では「物件の設備環境」について紹介していきます。
>>>【女性の防犯①物件の周辺環境】一人暮らし(引っ越し)を始める前に注意するべきポイント
>>>【女性の防犯②物件選び】一人暮らし(引っ越し)を始める前に注意するべきポイント
物件の設備環境
物件を決める時には、周辺の環境や建物そのものの立地条件・構造などのほか、設備による防犯対策がしっかりなされていることが重要となります。
周辺の環境も申し分なく、建物に問題がなくても細かい設備が整っていなければ安心することはできませんよね。
多くの女性は、基本的に男性に比べて力が弱いものです。
つまり、部屋の前まで来られてしまうと、力ではどうにもならなくなってしまいます。
絶対にそういった事態にならないためにも、設備の充実さにも気を配って部屋を選ぶようにします。
以下の5つのポイントを特に抑えておくようにしましょう。
②モニター付インターホン
③防犯性の高い鍵
④ツーロック
⑤郵便ポスト
①防犯カメラ
マンションのオートロック式の共用エントランスがあることが望ましく、防犯カメラが設置されていると防犯性も高まります。
高層の建物であればエレベーターにも防犯カメラは必須です。
不審な人物への対応としても有効ですし、郵便物の盗難などにも効果的です。
もちろん、防犯カメラがあってもなくても、気にしないという犯罪者もいますが、いざという時のためにカメラがあるとないとでは安心度がかなり違ってきます。
防犯カメラがない物件で、もし犯罪に巻き込まれたら解決に時間がかかったり、そもそも解決しなかったりしてしまう可能性が出てきます。
できるだけ、人目があるというプレッシャーを与えるのも一定の効果があるのです。
②モニター付インターホン
インターホンは、モニター付であるかどうかをチェックしましょう。
相手を画面越しで確認できることで、不審な人物の侵入を防ぐことができます。
誰が来たかを対応する前に確認できるのは、精神的にも安心できますよね。
無駄な勧誘なども無視できますし、録画機能があれば不在時の来訪者も確認することができます。
空き巣の中にはわざわざインターホンを鳴らして、不在状況をチェックする場合もあるので何度も怪しい人物を確認したら警察に相談することも考えておくようにします。
荷物の配達員に関して、通販や荷物を送ってもらうなど思い当たらない場合は一度、スルーしておくのもいいかもしれません。
もし、配達員でない場合は一気に危険な状況になってしまう恐れがあります。
本当に用があるのであれば、ポストに不在届が入っているはずですし。
もちろん、心当たりがある場合は、配達員に迷惑をかけてしまうので対応するようにしましょう。
③防犯性の高い鍵
賃貸の場合は、前の住人の時から鍵を変えておくのが一般的です。
不動産会社や管理会社から、鍵を変えてあるという説明が普通はあるものですが、言われない場合はこちらから質問して確認してください。
また、鍵は古いディスクシリンダーだと、すぐにピッキングされてしまうので注意。
防犯性が強いとされる、ディンプルキーやウェーブキー、もしくは暗証番号が必要なシステムのドアロックであることが望ましいです。
ディンプルキーとは、小さな丸いくぼみがいくつも刻まれている鍵で複製が難しいもの。
ウェーブキーは鍵に刻まれている溝は波のようになっていて、同じく複製しにくい鍵となっています。
④ツーロック
女性の一人暮らしの基本は、2つ鍵をかけるツーロックです。
1つのドアに2つの鍵をかけることを「ワンドア・ツーロック」といいます。
2つ鍵を設置しておけば、たとえピッキングされても時間がかかるため人目に付く可能性があります。
途中で諦めて逃げていく場合もあるので、2つの鍵はぜひ設置してもらいたいところ。
さらに防犯性を高めるためにも、内側にあるチェーンもかけておくように。
ドアに関しても、叩いたり蹴ったりしたらすぐに壊されるようなものではなく、頑丈なものかどうか確認しておくようにしましょう。
⑤郵便ポスト
郵便ポストは、暗証番号があるものが望ましく、他人がすぐに開けられないようなものかどうかチェックしてください。
もし、鍵が付いていない場合は、必ず鍵を設置しておくようにします。
郵便ポストは個人情報の宝庫でもあり、中身を盗まれれば犯罪に巻き込まれる可能性が出てきてしまいます。
また、ポストの口に手が入ってしまう大きさの場合は、簡単に盗まれてしまうので注意。
もし、危険そうだと感じたら管理会社や大家さんの相談し、対応してくれないようであればその物件はやめておいた方が良いでしょう。
親が来るからといってポストに鍵を入れておき、それを使って入ってもらうなんてことは考えないようにしてください。
もし、鍵をとられて合い鍵を作られてしまったら、あなたの部屋に入り放題になってしまいます。
まとめ
女性が一人暮らしをするために引っ越しをする場合には、物件選びは慎重に行うようにしましょう。
周辺の環境や、建物の立地や構造にも注意し、備わっている設備にも気を配ってから部屋を決まるようにしてください。
防犯カメラ、モニター付インターホン、防犯性の高い鍵、ツーロック、郵便ポストなど、あらゆる点において防犯対策をしっかりととるように心がけましょう。
>>>【女性の防犯①物件の周辺環境】一人暮らし(引っ越し)を始める前に注意するべきポイント
>>>【女性の防犯②物件選び】一人暮らし(引っ越し)を始める前に注意するべきポイント
>>>【女性の防犯③物件の設備環境】一人暮らし(引っ越し)を始める前に注意するべきポイント
>>>【女性の防犯④ゴミの扱い】DM・明細の個人情報に注意|一人暮らしの危険ポイント
>>>【女性の防犯⑤一人と思わせない】洗濯物に注意・施錠は徹底|一人暮らしの危険ポイント
>>>【女性の防犯⑥危険のリスクを減らす】窓に補助錠&フィルム・のぞき穴を隠す|一人暮らしの危険ポイント
>>>【女性の防犯⑦盗聴・盗撮】プレゼント・見えない場所に注意|一人暮らしの危険ポイント
>>>【女性の防犯⑧在宅中でも気を抜かない】一人暮らしの部屋での警戒ポイント
>>>【女性の防犯⑨不在時の対応】長期外出の備え・心がけ|一人暮らしの警戒ポイント
>>>【女性の防犯⑩近所との関係性】引っ越しのあいさつはした方がいい?|一人暮らしの警戒ポイント