【ネーザルサイクル】左右交互に鼻がつまるのはなぜ?病気なの?鼻づまりの解消方法は?

【ネーザルサイクル】左右交互に鼻がつまるのはなぜ?病気なの?鼻づまりの解消方法は?

いつもは気にならないにしても、ふと気づけば鼻がつまっているなんてことはありませんか?

 

風邪や花粉症などであれば仕方ありませんが、いたって健康なのに鼻の通りが悪い。

 

しかも、両方の鼻ではなく片方ずつ左右交互につまってまきませんか?

 

病気なのではないのかと心配する方もいることかと思いますので、解消する方法も含めて紹介ていきます。



左右交互に鼻がつまるのはなぜ?

 

左右交互に鼻がつまる現象を「ネーザルサイクル」といいます。

 

直訳すると「鼻周期」で、一種の生理現象なのです。

 

数時間ごとに左右の鼻づまりが入れ替わるのですが、その理由は片方ずつ休ませているからだといいます。

 

鼻には息を吸う以外にも、ホコリや菌を身体に入らないようにする働きもあります。

 

さらには、嗅覚が衰えないように良い状態を保とうとします。

 

そのため、自律神経を調整して左右の粘膜をわざと腫らしてつまらせて休ませているというのです。

 

鼻の通りを悪くすることで、粘膜の乾燥を防ぎ嗅覚も交互に休ませていると言われています。

鼻づまりは病気なの?

健康な状態なのに、鼻づまりを起こしてしまうのは病気ではなく生理現象なのでそこまで気にする必要はないでしょう。

 

もちろん、花粉症などのアレルギーや、風邪による鼻づまりであれば診察を受けるべきだとは思いますよ。

鼻づまりの原因
・鼻の構造の問題
・鼻中隔彎曲症
・下鼻甲介骨の肥大による肥厚性鼻炎
・狭鼻症
・鼻弁部の変形
・外鼻の変形 など
炎症
・風邪
・急性鼻炎
・アレルギー鼻炎
・鼻副鼻腔炎
・鼻茸 など
腫瘍
・上顎ガン など

 

このように、様々な可能性があるので、あまりにもひどい場合には要注意です。

 

基本的にネーザルサイクルでの鼻づまりは軽いものなので、日常生活に影響を及ぼすくらいであれば診察を受けて専門家に看てもらいましょう。

 

ネーザルサイクルについて理解しておくと、様々な症状を知るきっかけにもなり早い段階で病気に気がつくことに繋がるかもしれません。



鼻づまりを解消する方法は?

 

いくら生理現象であっても、時には鼻づまりが気になって不快な思いをすることもありますよね。

 

そんな時に、簡単に鼻づまりを解消できればいいのに・・・。

 

たとえ数分だけでも、通りが良くなればスッキリしますし、何か方法はないものか。

 

簡単方法としては、ペットボトルを脇の下に20秒ほど挟んでおくと反対側の鼻の穴の通りがよくなるんです。

 

つまり、右の脇を圧迫すれば左の鼻の穴が、左の脇だと右の鼻の穴がスッキリします。

 

ガッテン!でも紹された方法で、脇には交感神経が通っていて、これが鼻(鼻甲介)に作用して血管を収縮してくれるといいます。

 

効果はペットボトルを挟んでいる時間の約5倍とのことですが、やり過ぎには注意ですよ。

 

寝ている時であれば、脇を圧迫するように横向きに寝ればいいので簡単ですよね。

まとめ

健康なのに左右交互に鼻づまりが起きるのは、生理現象の「ネーザルサイクル」によるものです。

 

ネーザルサイクルよりも症状がひどく、眠りを妨げるといった影響をもたらす場合は病院で看てもらうサインかもしれませんので注意しておきましょう。

 

一時的に鼻づまりを解消したい時は、脇の下にペットボトルを挟んでみるスッキリするかもしれませんよ。

 

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