ヤフーニュースを見ていると、コメントって高い確率で読んでしまいますよね。
みんなどんなことを考えているのか、自分と同じことを考えているのか・・・こんなことが気になって読んでしまうのではないでしょうか。
ただ、ヤフコメを読んでいると、なぜか偉そうに上から目線の人が多い印象ですよね。
批判ばかりしたりケンカしたり、なぜそんな心理になってしまうのか不思議ではないですか?
優越の錯覚|ヤフコメはなぜ上から目線で偉そうなの?批判ばかりの心理とは?
ヤフコメに偉そうな上から目線のコメントを書いてしまうのは、「優越の錯覚」という心理が働いているからだと言われています。
優越の錯覚とは、自分のことを他の人たちの平均よりも優秀な人間だと思い込むもの。
いくら頭が良くても、お金を持っていても、権威があっても、この心理は起こってしまうので厄介なんですよね。
多くの人が、自分の意見が正しくて頭が良いと思い込んでいるので、よく言い合いが起きているのです。
しかも、自分の名前を出すこともないので正体もバレませんし、さらに気が大きくなってしまい攻撃的になるのでしょう。
度が過ぎてしまうと、通報され警察に特定されてしまうので注意しなくてはいけないんですけどね。
人は、「自分は大丈夫」という心理も働いてしまうので、後悔した時にはすでに遅いということが起こってしまうのです。
ヤフコメで書き込みしてるのはどんな人が多い?
では、ヤフコメに書き込んでいる人はどんな人が多いのでしょうか。
女性:20%
これは、2015年にヤフーのスタッフがブログにて語ったものから判明しています。
もちろん、数年の時間が経っているので少し変わっているかもしれませんが、男性が圧倒的に多いようです。
男性が80%となっていますが、50%は30~50歳の年齢層となっているというのです。
つまり、30~50歳の男性は匿名だと攻撃的になってしまうかもしれないということなのかもしれません。
もちろん、そうじゃない人もたくさんいると思いますが、気になるポイントですよね。
年齢的にも働き盛りの人がほとんどなので、ストレスを多く抱え発散の場にもなっているのでしょう。
年齢を重ねると環境を思い切って変えにくくなりますし、苦労している人も多いはずですし。
でも、それって自分が決めた人生なのだから、それを理由に他人に不快な思いをさせるのは筋が通ってない気がしますけどね。
ヤフコメで気が大きくなる心理
人は、どうしても自分の思っていることを披露したいと思ってしまうものなんですよね。
いわゆる「自己承認欲求」という心理で、誰もが知識をひけらかしたくなってしまうんです。
先ほどもお伝えしましたが、これは立場や境遇に関係なく現れてしまいます。
ニュースやコメントの内容に少しでも間違いや気に入らないことがあると、揚げ足を取るコメントが大量に出てきますよね。
自分の意見を主張して欲求を満たしたいという思いが強くなるので、それを否定された時には言い合いになってしまうんです。
そのため、偉そうなコメントとなり、誰もが「何様なんだよ!」と感じるのです。
ヤフコメにかかわらずSNSのほとんどは、「イイネ」や「グッド」などの評価機能があります。
自分のコメントや写真などが多くの人に認められると、自己承認欲求が満たされるんです。
ヤフコメに依存しないためには
ヤフコメに依存しないためには、リアルな生活において充実度を上げ書き込みをしなくても満足できる環境を作ることではないでしょうか。
普段からストレスが溜まる環境にいるのであれば、改善するように努力すればいいだけの話です。
上司がうるさいから、社会の押さえつけがあるから・・・なんて自分以外のせいにしてはいませんか?
自己承認欲求は、好きなことを見つけて取り組むことで見出すことも可能です。
趣味でも何でもいいので、極めるくらいまでやってみてはいかがでしょうか。
そうすれば、あなたのやっていることに対して気になる人も増えてくるでしょうし、意見や感想を聞きたいという人も出てくることでしょう。
それをSNSなどで発信すれば、訪れてくる人はあなたのファンばかりなので、高確率で「イイネ」がもらえると思いますよ。
なぜ、ヤフコメに偉そうな意見を書き込まなければいけないのか、もう一度考え直してみてはどうでしょか。
自己承認欲求を満たしたいはずなのに、言い合いになってストレスを積み重ねる人生・・・本当に楽しいですか?
まとめ
ヤフコメやネット上に、上から目線で書き込んでしまうのは、自分の意見が周囲の平均よりも優れていると思い込む「優越の錯覚」の心理が働いてるからだと思われます。
欲求を満たしたいがために書いているつもりが、実際にはイライラをもらいにいっていることに気がついてほしいものです。
過激なことを書き込んで警察に通報され、気づけば裁判をやっているなんてことにならないように注意してくださいね。