電車でウトウト・・・やがてビクッ・・・ついやってしまう恥ずかしい一コマ。
学生であれば、授業中にこっそり居眠り・・・ガタンッ!
ビクッとなったことで、居眠りがバレてしまったなんてこともあるのではないでしょうか?
ところで、このように寝ている最中に、身体が突然ビクッとなって起こされる「ジャーキング」の原因や予防についてお伝えします。
寝てる時や居眠り中に身体がビクッとなる原因は何?
身体が寝ている時に足や腕が突然ビクッとなる「ジャーキング」。
起こる原因は不明とされているのですが、仮説として有力なものがあります。
眠りにつく時に脳がまだ完全には眠っていない状態で、筋肉のゆるみを高所からの落下と勘違いして脳が間違った命令を出してしまうためだとされています。
睡眠と覚醒の中間の状態で起こりやすい現象で、無理な体勢で居眠りしている時、ストレス、疲労している時などに起きやすいと言われています。
電車で居眠りしている時に起きやすいのは、無理な体勢でいるからなのです。
さらには環境の音でも引き起こされることがあり、症状として落下する感覚や光を感じるという人もいるようですね。
ジャーキングが起きないようにする予防策とは?
疲れやストレスによって、睡眠が浅い時に起こりやすいジャーキング。
ということは、睡眠の体勢を整えてリラックスさせることが重要となってきます。
横になれないのであれば、ベルトやネクタイ、襟元などを緩めて、無理な格好にならないようにするのが有効です。
・アロマオイルやホットドリンクでリラックス
・好きなこと(趣味)をしてストレスを溜めない
さらに、枕やマットレス、布団などを自分に合うようなものに買い換えるのも有効的。
季節にあった寝具に身を包み、寝心地のいい環境をつくってあげることが大切なのです。
身体的な疲れの他にも精神的なストレスを解消してあげることも忘れずに。
瞬間的にビクッと無意識に動くので、ものにぶつかってしまうことも考えられるので、近くに落ちたら割れるものやぶつけたら痛いものなどを近くに置かないようにしておきましょう。
ジャーキングが起きやすい場合は病気かも!?
誰もが経験したことがあるであろうジャーキングですが、頻繁に起きるようであれば注意してください。
たまに起きるくらいであれば、一種の生理現象なので問題ないとされています。
しかし、リラックス状態なのに何度も起こり、けいれんが長い時はジャーキング以外のことも考えられるので、病院で看てもらいましょう。
あまりにも多く起こると睡眠不足になってしまうこともあるので、そういった方も診察を受けた方がいいです。
ひどい場合は、寝ている間ずっとジャーキングしているというケースもあるみたいですよ。
まとめ
寝ている時に身体がビクッとなる現象を「ジャーキング」といい、たまに起こるくらいであれば生理現象なので心配はないとされています。
疲れている時やストレスを抱えている時、無理な体勢で寝ている時に起こりやすいので、気にしてみるようにすれば改善できるでしょう。
ジャーキングは、疲れているサインかもしれないので、心身共にリラックスできる環境を作ってあげることが大切ですよ。