【金縛りの正体】起こる理由は「レム睡眠」前兆は耳鳴り!回避方法は?

【金縛りの正体】起こる理由は「レム睡眠」前兆は耳鳴り!回避方法は?

金縛りはなぜ起こるのか?

 

やっぱり霊の仕業なのか、ただの夢なのか・・・。

 

どうやら脳が活動している状態の「レム睡眠」時に起こるようですね。

 

金縛りの前兆や回避するためのわずかな方法についてもお伝えしていきますので、いざという時のための参考にしてみてください。



金縛りの理由・原因・なぜ起こる?

ふと目が覚ると、ズシーッと身体が重くなり身動きが取れない状態になることがあります。

 

この状態は金縛りと呼ばれることが多く、心霊体験の一つとして語られることも多い現象です。

 

寝ている時は暗いことがほとんどなので、恐怖心も増して霊の仕業と関連づけてしまうのですが、実際はそうではありません。

 

睡眠時には、レム睡眠ノンレム睡眠の状態が90分くらいのスパンで交互に訪れ、レム睡眠時に金縛りが起こるということが分かっています。

 

身体の上に人が乗ってきたり、部屋をうろついたりといった霊的な幻覚は夢の一種なのです。

 

ただし、科学的に解明されているのは睡眠時の金縛りだけであって、まったく眠っていない状態で金縛りに起こる場合については、精神状態が影響されているとされていますが解明はされていません

レム睡眠

レム睡眠は、身体は休まってる状態なのですが脳は活動してる覚醒状態にあります。

 

眼球がまぶたの下で速く動くのが特徴で、「急速眼球運動」を意味する「Rapid Eye Movement」の頭文字を取って「REM」といいます。

 

夢を見るのはレム睡眠の時で、夢の中の情景を目で追っていることで起きている現象なのです。

ノンレム睡眠

ノンレム睡眠は、身体も脳も休まってる状態で、徐々に熟睡状態に向かっていきます。

 

しかし、筋肉が完全に活動状態をやめるわけではなく、体温は少し低下し血圧も下がります。

 

また、脳が起きていない状態なので、夢を見ているのかどうかも分かりません。

 

ノンレム睡眠の時に無理に起こされると、すぐには活動ができないので寝ぼけた状態になります。



金縛りの前兆は耳鳴り!回避する方法は?

では、金縛りは回避しようとすればできるのでしょうか?

 

金縛りは突然やってくるのではなく、前兆があることが多いので確認してみましょう。

 

1~3キロヘルツの「ジーンジーン」「ザワザワ」といいった耳鳴りがして、圧迫感と共に不快感を覚えます。

 

その数秒後に金縛りになってしまうのです。

 

前兆が起きてから意識が覚醒するわずかの間に、意識的に身体を動かそうとすると金縛りから回避することができる可能性があります。

 

ただし、身体が動かなくなったことに気づいて時点では、すでに回避は不可能になっています。

 

とはいえ、原因が分かってしまえば怖くも何ともない現象なので、楽しんでしまいましょう。

 

ただし、数秒の時もあれば数十分の時もありますし、解除されてもすぐにかかってしまう人もいるので、睡眠の質が落ちてしまうこともあるため注意する必要があります。

金縛りが怒りやすい人の特徴

金縛りは、誰もが経験する可能性がありますが、特に起きやすい人にはいくつかのパターンがあります。

 

例えば、有酸素運動を行い、疲れた状態で眠ると金縛りが起きやすいと言われています。

 

スポーツ選手の中には毎日金縛りになるという人もいるのだとか。

 

また、旅行などで遠出をした時の疲れ、環境の変化による興奮、ストレスなどによりかかりやすくなります。

 

旅行先のホテルや旅館などで、心霊現象の話が多いのはこういった理由があったのです。

 

・・・もちろん中には本物の霊がいるかもしれませんが。

 

次のような状態の時に起こりやすいので頭に入れておくと良いかもしれませんよ。

・思春期
・不規則な生活
・運動不足
・寝不足
・疲れ
・時差ぼけ
・ストレス

 

寝る前にスマホをずっと見ている人も、交感神経が刺激され興奮状態で眠ることになるためかかりやすいので注意。

 

さらには、寝ている最中に何度も目を覚ましてストレスを与えまくると、人工的に金縛りにかけることも可能なのだといいます。

 

まとめ

金縛りの正体は、レム睡眠の時に起きる夢のようなもので霊的なものではありません。

 

しかし、世界でも霊、悪魔、魔女などと金縛りは密接な関係性を持っていて、どこも似たような認識を持っているのも興味深いところでしょうか。

 

回避するのは難しいですが、ストレスや疲労のない生活を心がけることでかかりにくくなるでしょう。

 

睡眠の妨げにもなるのでまずは、就寝前のスマホ時間をやめてみてはいかがでしょうか。

 

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