【東京マラソン2020】新型コロナウイルスで一般ランナー出場できず!給食の変更点や対策は?

【東京マラソン2020】新型コロナウイルスで一般ランナー出場できず!給食の変更点や対策は?


※イメージ

2007年からスタートし、今では風物詩とも言える「東京マラソン」。

 

2020年は、3月1日(日)に行われますが、新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていました。

 

感染の対策として、一般ランナーの参加を取りやめ、招待選手やアスリートランナーのみの出場となりました。

 

人が大勢集まるイベントだっただけに、どんな対策を用意していたのか気になるところですよね。



東京マラソン2020・新型コロナウイルスで一般ランナー出場できず!

東京マラソンは、一般参加者がプロや実業団の選手たちと同じ日に同じコースを走れる大会として大人気のイベントとなっています。

 

男子マラソンに関しては、東京オリンピック代表3人目の選考も兼ねている重要なレース

 

とりあえず実施されることが決まり、選手たちもホッとしていることでしょうね。

 

しかし、主催する東京マラソン財団は2月17日(月)に、一般参加者の出場を取りやめると発表したのです。

 

そのため、出場できるランナーは、マラソンと車いすマラソンのエリートランナーや招待選手のみに。

 

世界的な問題となっているウイルスによるものなので、仕方ないとはいえ気合いを入れていた一般参加者は悔しいことでしょう。

 

とはいえ、救済処置として2021年の次回大会に優先的に出場権が与えられることになっています。

 

エントリーについては4月1日以降に、追加で発表となるとのことなので詳細を待ちたいところ。

東京マラソン2021に出場できる!

次回の東京マラソンに出場できることで、何とか収めたという印象ですがそこにもちょっとした問題があるんですよね。

 

要項によると、気象の悪化による中止であれば参加費は返金されるが、それ以外は返金しないとしています。

 

今回の新型コロナウイルスは気象の悪化ではないため、返金されません。

2020年の参加費(事務手数料・消費税込)
・マラソン
国内:16,200円
海外:18,200円
・10km
国内:5,600円
海外:6,700円

 

それでいて、2021年の参加費も払わなければいけなくなり、結果的に2倍の参加費がかかってしまうのです。

なぜ返金されないのか?

 

小池百合子都知事も定例会見で、このこと触れています。

 

すでに、大会運営に多くの費用を使っているため、理解してほしいとしています。

 

2018年大会を参考にすると、全体の事業として約32.5億円かかり、大会にかかる運営費用は約19.7億円

 

そのうち参加費から4.6億円、都の負担が2億円、協賛金が25.9億円あり大会運営の他ランナーサービスに使用されています。

大会運営費の内訳 ※()内は大会運営以外の事業
・警備・安全対策:14.8%
・広報・マーケティング:7.6%
・競技・大会運営等:18.8%
・設営関係:15.3%
・エントリーシステム:4.2%
・(EXPO:5.4%)
・(チャリティ・ボランティア:8.1%)
・(その他:25.8%)

参加者1人あたり、約54,800円かかる計算になるといいます。

 

参加費が戻ってこないのも頷けますが、返金に関する内容は概要として書いてあったわけで文句を言ってはいけないような気もしますね。

 



東京マラソン2020の給食の変更点

通常マラソンには、給水や給食ができるエイドステーションがあり、東京マラソンでは2~3キロごとに15ヶ所設置されています。

 

いつもはバナナをカットして提供していましたが、まるごと1本出すこととなり話題に。

 

食べる身の部分にウイルスがかからないように配慮したものとなっていますが・・・どうなのでしょうね。

 

会場には至るところに消毒液を置くことも決定していますので、しっかりと対策しつつ衛生には気をつけたいところ。

 

さらに、ゴール会場ではウェットティッシュが配布されるという。

 

その場しのぎというか、小手先というか・・・。

 

やはりと言うべきなのか、当然のようにこれらの対策には疑問の声が多く出ています。

 

日に日に感染者が発覚してきている現状で、はたして大会を実施して大丈夫なのか。

 

大会後に選手やボランティアなどから陽性反応が出ないことを祈りたい。

東京マラソン2020の新型コロナウイルス対策は?

バナナや消毒液、ウェットティッシュなどの他に、マスクの配布も対策として行うとのこと。

 

しかし、マスクを希望する人のみに渡すという曖昧いなものとなっています。

 

これは、まだ一般参加者が出るという前提での話だったので、マスクをしながら走っても良いですよということだったのでしょう。

 

記録を狙っている選手たちがマスクをつけて走るわけはなく、この対策もいかがなものかというところですね。

 

マスクの用意ができないということもあるでしょうが、もしマスクの数が間に合っていれば全員参加となっていたのだろうか?

 

ちなみに、ボランティアはマスクせずに素顔を見せて対応するという規定がありますが、今回に限りマスク着用が必須となっています。

 

ボランティアとして陽性の方が参加しないように、事前に検査をするのかどうか。

 

そこまでしないと後々、大変なことになりそうな気がするのは気のせいだろうか・・・。

まとめ

東京マラソンは2020は、新型コロナウイルスの影響によりエリートランナーや車いすエリートランナーのみの出場ととなり、一般参加者の出場は取りやめとなりました。

 

救済として2021年大会に出場できるようになりますが、再び参加費を出さなくては出場できないというもの。

 

観戦に訪れる人に対しても、咳やくしゃみによる飛沫のマナーを守ってほしいもの。

 

東京マラソンによる感染が起きれば大問題となるため、1人として感染者が出ないでもらいたい。

 

 

あわせて読みたい