【地震予知】サクラエビの不漁が南海トラフ巨大地震の前兆という地震学者の見解

【地震予知】サクラエビの不漁が南海トラフ巨大地震の前兆という地震学者の見解

2018年の静岡県・駿河湾での春漁では、サクラエビが平年の半分も獲れなかったというニュースがありました。

 

秋には漁を自粛したものの、改善は見られず2019年は戦後で一番少ない不漁となったといいます。

 

このサクラエビの不漁が、南海トラフ巨大地震の前兆だという見解がなされ注目を集めているんです。

 



サクラエビの不漁が南海トラフ巨大地震の前兆?

地震学者の武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は、不漁の原因として次のことを挙げています。

 

駿河湾にある駿河トラフで発生している異常をサクラエビが感知しているかもしれないとしているのです。

 

地震が発生する際には、微弱な電磁波や音、電気などが発生しているとされています。

 

水深200~350メートルに生息するサクラエビはその影響を受けているのではないかというのです。

 

古くから地震が発生する前には、ナマズが暴れ出すという言い伝えがありますよね。

 

ナマズには、味覚や聴覚、味覚、触覚など様々な刺激を感じる器官に加え、痛覚、温度覚、平衡覚、電気覚などがあります。

 

これらを刺激されることで暴れることがあるとされています。

 

とはいえ、明確な関連はまだ分かっていないため、あながち噂だけというものでもありません。

 

サクラエビの数が減っているのも、もしかしたら地震と関係する行動なのかもしれませんが。

 

地震はいつ起こるか分からないからこそ、防災の準備はしっかりとしておきたいところですけどね。

 

地震予知は可能なのか

では、本当に地震予知は可能なのでしょうか?

 

ナマズの他にも、イルカやクジラが海岸に打ち上げられるなどもよく耳にしますよね。

 

さらには、地震雲(正確には地震雲ではありませんが)なども毎日のようにツイッターなどに投稿され、地震への関心が高まっていると感じられます。

 

とはいえ、今の科学では地震予知は難しいとされているんですよね。

 

しかし、否定することもできないというのが現状となっています。

 

以下の記事では、地震予知について書いていますので参考までに。

 



南海トラフ巨大地震

政府は南海トラフ巨大地震が、今後30年で70~80パーセントの確率で発生すると公表しています。

 

2013年には、60~70パーセントとされていましたが、2018年に10パーセント上昇。

 

23万1,000人が犠牲になるとされている超巨大な被害が想定されているのです。

 

マグニチュードは8~9で、震度は6弱~7。

 

国が示す被害想定についてはこちら↓

 

静岡県に限らず、南海トラフ巨大地震では関東から九州まで被害を受ける可能性があり、発生すれば東日本大震災を超える状況となるでしょう。

 

また、東京を中心とする首都直下地震も起きる可能性もあるため、いざという時にどのような行動を取ればいいのかなど把握しておくようにしておきたいところです。

 

まとめ

駿河湾でのサクラエビの不漁は、南海トラフ巨大地震の前兆ではないかという見解が示されています。

 

現代の科学では、地震の前兆を予測することは難しいとしているものの、動物の行動に関して否定できるものではない状況です。

 

防災グッズの備え、避難場所の確認、どのように行動するするのか家族との話し合いなど、防災への意識を高めておくようにしましょう。

 

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