【相模トラフ】7月20日頃に巨大地震が起きる可能性を専門家が指摘!その根拠・前兆とは

【相模トラフ】7月20日頃に巨大地震が起きる可能性を専門家が指摘!その根拠・前兆とは

30年以内にマグニチュード7程度の「首都直下地震」が70%の確率で起こると言われています。

 

首都直下地震は相模トラフの震源域で起こるとされ、1923年9月1日に発生した大正関東地震(関東大震災)が最後の大地震となっています。

 

すでに97年もの月日が経っているため、いつ起きてもおかしくない状況となっています。

 

そんな相模トラフ付近で起きる巨大地震について、専門家が2020年7月20日前後に起きるかもしれないと指摘しているんです。

 

その根拠とはいったい何なのか・・・。



7月20日頃に相模トラフ巨大地震が起きる可能性を専門家が指摘する根拠とは?


出典:気象庁 https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/jishin/about_eq.html

地震の研究家として有名な立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏は、2020年7月20日前後に相模トラフを震源とした巨大地震が起きるかもしれないと指摘しています。

 

2011年に起きた東日本大震災の後から、太平洋プレートと北米プレートの境界で活動に変化があるといいます。

 

5月20日~22日に東京湾でマグニチュード3程度の小さな地震が7回ほど観測されました。

 

さらに6月4日には神奈川県の三浦半島で異臭騒ぎが起きています。

 

さらに関東周辺で地震が起きていることにも注目。

・6月16日:千葉県南部 M4.2(震度3)
・6月25日:千葉県東方沖 M6.2(震度5弱)
・7月9日:茨城県南部 M4.7(震度4)

 

千葉県で起きた2つの地震について指摘していましたが、その後には茨城県南部でも地震が起きています。

 

これらは、いずれも相模トラフの震源域での地震となっているんです。

 

高橋学氏も、これらは関連性があると考えてるとのことで、7月中旬にも大きな地震が起きるかもしれないとしています。

 

もしかしたら茨城県の地震も前触れなのか・・・。

 

あまり地震が起きないエリアでマグニチュード3前後の地震が連続して起き、2ヶ月くらい挟んでまた似たような場所で起きたら要警戒とのこと。

 

半日から3日後くらいにM6.5以上の地震が起きるとされています。

 

そういったパターンは、近年でも大地震を引き起こしてきたというのです。

・1995年:阪神・淡路大震災
・2004年:新潟県中越地震
・2016年:熊本地震
・2016年:鳥取県中部地震

 

もし、7月20日あたりに相模トラフの震源域でマグニチュード3前後の地震が起きた場合、相模トラフ巨大地震が起きる可能性があると指摘しています。

 

ちなみに、高橋学氏は「スーパー南海地震」についても警鐘を鳴らしています。

 

三浦半島での異臭騒ぎも地震の前兆か!?

6月4日の夜に三浦半島で起こった異臭騒ぎ。

 

結局のところ原因は謎のままとなっていますが、これも巨大地震の前兆なのではないかと言われています。

 

前述した高橋学氏も指摘していましたが、火山や地震活動に詳しいジャーナリストの有賀訓氏も指摘しています。

 

南関東には国内に埋蔵されているガスの約8割が埋まっているとのことで、地震の活動が起こってくると噴き出してくると言うのです。

 

過去には大正関東地震でも同じ現象が起きたことが分かっているとし、三浦半島付近からガスが噴出したという記録もあるといいます。

 

2013年には三浦半島にある城ケ島の近くで最大6メートルの海底隆起が見つかったとされています。

 

2015年には箱根の大涌谷で噴火、伊豆でも群発地震が起きやすく、いつ相模トラフで巨大地震が起きてもおかしくないと警鐘を鳴らしています。

 



相模トラフは首都直下地震の震源域でもある

相模トラフ巨大地震は、マグニチュード8クラスの地震が予測されています。

 

発生するサイクルは平均180年~590年

 

発生確率も0~6%とかなり低くなっていますが、すでに97年が経っているためいつ起きても不思議ではありません。

 

沈み込んだプレート内が震源となるマグニチュード7クラスの地震は「首都直下地震」と呼ばれています。

 

巨大地震よりも若干規模が小さくなるとはいえ、マグニチュード7クラスの地震が都心で起きれば甚大な被害をもたらすことが予想されているため、大きな話題となっているんです。

 

発生確率は70%とこちらはかなり高くなっているので、明日がその日でも全然ありえる話なのです。

 

地震 マグニチュード 発生確率
(30年以内)
日本海溝沿い 超巨大地震(東北地方太平洋沖型) 9.0程度 ほぼ0%
福島県沖 7.0~7.5程度 50%程度
茨城県沖 7.0~7.5程度 80%程度
青森県東方沖から房総沖にかけての海溝寄り Mt8.6~9.0 30%程度
沈み込んだプレート内の地震 7.0~7.5程度 60~70%
房総沖
相模トラフ 相模トラフ沿いのM8クラスの地震 8クラス
(7.9~8.6)
ほぼ0~6%
プレートの沈み込みに伴うM7程度の地震
(首都直下地震)
7程度
(6.7~7.3)
70%程度
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70~80%

※2020年1月1日算出
出典:地震本部 東京都の地震活動の特徴
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_kanto/p13_1_tokyo/

まとめ

7月20日前後に、相模トラフの震源域でマグニチュード3以上の地震が起きたら、半日から3日以内にマグニチュード6.5以上の地震起きる可能性があると指摘されています。

 

相模トラフ巨大地震や首都直下地震などの指標として、「30年以内」という曖昧な表現となっていますが、むしろ大げさに受け取っておきたいくらいです。

 

東日本大震災のときにも高確率となっていましたが、それ以上のマグニチュード9が来てしまったこともあり「想定外」の被害が生じてしまいました。

 

30年以内ならまだ平気でしょ・・・なんて油断せず、防災グッズ、備蓄、被災時の行動、避難場所の確認、家族での話し合いなど、しっかりと備えておくようにしましょう。

 

持ち出しリュックをまだ備えていない方は、早めに用意しておくことをおすすめします。

 

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