ニュージーランドの氷河が赤やピンクに!原因はオーストラリア森林火災?豪の空はオレンジに

ニュージーランドの氷河が赤やピンクに!原因はオーストラリア森林火災?豪の空はオレンジに

オーストラリア東部で起きている森林火災は、1月になっても燃え続け豪雨や砂嵐、雷雨に雹(ひょう)など様々な異常気象にも見舞われています。

 

そんな中、宇宙から見たオーストラリアの状況も確認され、オーストラリアの国土の70パーセントを覆っているという衝撃のニュースも飛び込んでいます。

 

さらには、南米にまで煙は流れ、やがて地球を一周してオーストラリアに戻ってくるとNASAは推察。

 

お隣の国であるニュージーランドでは、氷河にも影響をもたらし赤やピンクに染まっているのだという。

 

オーストラリア森林火災についての記事はこちら↓



ニュージーランドの氷河が赤やピンクに!原因はオーストラリア森林火災?

オーストラリアの森林火災の影響で、ニュージーランドの氷河がピンチに陥っています。

 

煙がニュージーランドに流れ、氷河が赤やピンク色に染まっているのです。

 

ニュージーランド南島のアスパイアリング山国立公園にあるキッチナー氷河は、影響が大きいという。

CNNの気象専門家によれば、偏西風に乗ってニュージーランドに煙が届き、煙の中の重い粒子が落ちて雪が赤やピンクに染まっているという。

 

とはいえ、色を染めてる物質の詳細は今のところはまだ不明で、その正体に関しては今後の調査に期待するしかありません。

 

森林火災の被害が深刻となっているオーストラリアのニューサウスウェールズ州とアスパイアリング山は1,600キロメートルも離れているが、それでも影響を与える火災の威力を改めて感じさせます。

 

氷河は、温暖化が進む現代において、急速に溶けていっています。

 

今回、赤い物質が氷河を覆ったことで、太陽光を反射できなくなるためさらに加速するかもしれないと指摘されている。

ニュージーランドの氷河

ニュージーランドでは、氷河を歩ける観光も有名で地球の歴史を自分の足で踏みしめることが可能となっています。

 

なかでも南島の西海岸にあるウェストランド国立公園のフランツ・ジョセフ氷河フォックス氷河は有名で、「双子の氷河」と呼ばれています。

View this post on Instagram

A post shared by Taku & Mayu (@takuandmayu)

フランツ・ジョセフ氷河は、1日で50cmも動いていて氷の洞窟やトンネルなどを歩けるツアーが人気。

 

ヘリで空から見ることもでき、雄大な景色を堪能できるスポットとなっています。



オーストラリアでは空はオレンジに

森林火災が一向に収まらないオーストラリアでは、空がオレンジに染まる現象も。

 

CNNの取材班がいるのは、オーストラリアのエデンで、ここはホエールウォッチングでも有名な観光スポット。

 

キャンプ場やコテージなどもあり、新鮮なカキやシーフードも魅力の街として人気の地域です。

 

しかし、オレンジの煙に包まれ、「まるで異世界」と称するほど。

 

そして実は、ニュージーランド北島にもオレンジの異様な世界はやってきているのです。

 

赤やオレンジに見えるのは、煙で青い光が見えにくくなるからだという。

何も理由が分からなければ、キレイだなと思うかもしれないんですけどね・・・。

 

最後に、ニュージーランドの小学生がオーストラリアに向けて書いた手紙を紹介しておきます。

 

世界中で争っていないで、助け合わないと・・・ってつくづく思ってしまいますね。

まとめ

オーストラリアの森林火災は、オーストラリアだけでなくニュージーランドの氷河にまで煙のチリを飛ばし、氷河を赤く染めています。

 

さらには、空をオレンジに怪しく染め、「異世界」「世界の終わり」という言葉がピッタリな光景に。

 

「事実は小説より奇なり」なんていいますが、異常な気象現象が起きていますし、今後は「パニック映画より奇なり」となっていくのではないだろうか。



地震・噴火・火災カテゴリの最新記事