【地震の前兆?】岩手県で名水「青龍水」が涸れたが原因は不明!岐阜県では温泉が湧き上がる

【地震の前兆?】岩手県で名水「青龍水」が涸れたが原因は不明!岐阜県では温泉が湧き上がる


※イメージ

岩手県盛岡市で、2008年に「平成の名水百選」に選ばれた湧き水「青龍水」が涸れているという報告がありました。

 

盛岡市鉈屋町にある「青龍水」は、地元住民にも日常的に親しまれている湧き水のことですが、底が見えるほどになってしまいくみ上げを停止することになってしまいました。

 

6月10日頃に清掃を行った方が言うには、その時はまだ水が出ていたがそれ以降なかなか水が溜まらなかったとのこと。

 

古くから、井戸などが涸れるのは地震の前兆だという言い伝えもあるため、岩手県沖で地震が起きるのではないかと心配になってしまいますね。



地震の前兆?岩手県盛岡市で名水「青龍水」が涸れたが原因は不明!

青龍水は、ボランティアで毎週1回の清掃を行っていますが、その時にいったん水を抜くといいます。

 

通常であれば、清掃後に水を溜めると2時間くらいでいっぱいになるとのことですが、今回は半分ほどしか溜まらなかったのだとか。

 

ポンプが空回りしていたのが発見されたため停止し、結局は底が見える状態となってしまいました。

 

原因は分かっていないとしていますが、青龍水を潤す会事務局では、雨が少なかったことが影響しているのではないかと見解を述べています。

 

一週間ほど経ってから、一回水のくみ上げをしてみて回復するのか試してみるといいます。

 

青龍水に水を求めてやってくる人も多く、早急な復旧を願うばかりです。

 

岐阜県では温泉が湧き上がる

一方、岐阜県では5月に長年涸れていた温泉が湧き出るという現象が起きています。

 

涸れるのとは全く逆の現象となりますが、こちらも詳しい原因は分かっていません。

 

2020年に入って、岐阜県飛騨地方の焼岳周辺で群発地震が増加しています。

 

過去に何度も群発地震が起きている地域で、小中規模の地震が繰り返し発生してきました。

 

飛騨山脈(北アルプス)が隆起し続けていることで起きている地震と考える専門家もいます。

 

群発地震は主に、活火山の近くで起こることが多いのですが、関連は分かっていません。

 

震源に近い高山市の新平湯温泉では、30年も涸れていた温泉が地面から湧き出たというのだから驚きです。

 

70度以上の熱湯でしたが、群発地震の影響と考えられますがやはり原因は不明のまま。

 

過去の群発地震では、大地震に繋がってはいませんが、山肌が崩れ落ちる災害も起きているので十分に注意してする必要があります。

 



井戸が涸れると大地震が起きる!?

古くから、井戸が涸れると大地震が起こるという言い伝えがあります。

 

逆に、水が湧き出る現象も同様に大地震の前兆だと言われてきました。

 

江戸後期の武士で今の高知県土佐清水市生まれの池道之助(1821-1872)は、1854年に発生した「安政南海地震」を経験。

 

手記である「今昔大変記」のなかの「嘉永七年寅年地震津浪記」には、井戸に関する以下の文が書かれています。

 

大地震の前には急に井の水へる物なり、へらぬ井戸は濁る物なり

然共(しかれども)地震せぬ前に干ゆえきづかぬ物也

汐のくるう時井戸の水にごれば必大地震の下地なり

 

1896年の明治三陸地震や、1933年の昭和三陸地震でも、大津波が来る前に井戸が涸れたという話があります。

 

東日本大震災では、一部の地域で井戸に異常がなかったことで逃げ遅れたという話もあり、いかに井戸と地震の関係が目安になっていたかが分かります。

 

これは都市伝説なのか、科学では説明できない何かなのか、いずれにしても地震が起きたら「津波てんでんこ」を実施するようにしてください。

 

 

詳しい井戸と地震の話については↓で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。

 

地震予知について気象庁の見解は?

気象庁では、地震の予測は難しいという見解を述べています。

 

地震の発生確率を「30年以内」と示すことが多いですが、広い期間を対象とするものであればパーセントを示すことができます。

 

とはいえ、現代の技術では正確にピンポイントで予知することはできないんですよね。

 

ただ、動物などの異常行動などの全てを否定するまでには至っていないため、何らかの関連があっても不思議ではありません。

 

詳しくはこちら↓

 

まとめ

岩手県盛岡市の名水「青龍水」が涸れた原因は判明していませんが、地震の前兆という可能性も否定できません。

 

水が涸れたり湧き出たりという現象は、過去に大地震を引き起こしていますので警戒しておくに越したことはないでしょう。

 

いざという時に、何もできなかったなんてことにならないためにも、普段からの備えが大切です。

 

災害時に、どんな行動を取ったらいいのか、何を準備しておけばいいのか、知識を入れておくのも備えとなります。

 

ちなみに、↓は筆者も手元に置いている持ち出しリュックで、ちょっと高めですがかなりおすすめです。

 

 

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