いつどこで誰が災害の被害者になってしまうのか、それは誰にも予想がつきません。
そのため、日頃から防災の意識を高めてあらゆる「備え」をしておく必要があるとうことは、さんざん他の記事でもお話しさせていただきました。
なかには小さなお子さんを連れながら避難所生活をしなければいけないという人もいることでしょう。
そんな時にはぜひ、お子さん用のぬいぐるみなど、お気に入りのオモチャを一緒に持っていくことをおすすめします。
災害時に避難所には子供の好きなぬいぐるみを持っていきましょう
災害が起きた時に、どうしても避難所での生活をしなければいけなくなったあなた。
用意しておいた持ち出し防災リュックを持っていけば大丈夫だと安心してはいませんか?
そもそも、備えていないのであれば、まずは用意するところから始めてくださいね。
子供は、避難所生活になっても、最初のうちはいつもと異なる環境にテンションが上がって元気いっぱいにはしゃいでしまうもの。
しかし、何日も不便な生活をしていると、不安で泣きじゃくったり心を閉ざしてしまったりと環境に対応できなくなってしまいます。
そんな時には、少しでも普段と同じ環境を感じさせてあげることが大切になってくるのです。
そのためのぬいぐるみであって、お子さんによってはお気に入りのオモチャ、ゲームなどかもしれません。
とにかく、お子さんにとって安心できるアイテムを用意しておくことが重要となってきますので、持ち出しリュックの中身に加えておくことをおすすめします。
ブランケット症候群とは?
小さい子供は、お気に入りのぬいぐるみや毛布などを常に持ちたがるものです。
なかには、そういったものがなければ眠れないという子もいますし、精神的にとても重要なのです。
このような心理のことを「ブランケット症候群」や「ライナスの毛布」、「安心毛布」といいます。
ライナスとは、スヌーピーが登場する「ピーナッツ」に出てくる男の子の名前で、いつでも毛布を持っているキャラクターですね。
あなたも、小さい頃には何かお気に入りのものを持ち歩いてはいませんでしたか?
古くから使っている毛布を今でもずっと使っているという人もいるのではないでしょうか。
これは、匂いによって安心できるという効果もあるのです。
大人にもあてはまる心理です
ブランケット症候群の心理というのは、離乳時の不安を和らげ、寂しさを軽くするためなのではないかと言われています。
生まれてからずっとくっついていた母親から離れることになるので、心理的な不安が大きくなりまう。
大人になっても、お気に入りのものがなくては眠れないという人もいますよね。
抱き枕なんかも安心したいという心理が働いている可能性がありますし、ホテルなんかにも枕やブランケットを必ず持っていく人もこれに当てはまりますね。
だからといって何も悪いことではありません。
むしろ、こういう不安を知らぬ間にに抱えている人ほど、避難時にお子さんにとって何が大事なものなのかを理解していることでしょう。
もし、災害にあってしまい避難所に行かなければいけなくなった際には、お子さんの気持ちになって何が必要なのかを考えてみてくださいね。
まとめ
小さいお子さんは、自分の起きに入りの毛布やぬいぐるみなど、自分の匂いが染み込んでいるモノを持ちたがる傾向があります。
それによって精神的にも落ち着き、眠れない場合でも安心して眠りにつける傾向があります。
もし、災害にあってしまい、お子さんと一緒に避難する際には、自分や大人のことだけではなく小さい子供のことも考えて行動するようにしましょう。
持ち出しリュックをまだ備えていない方は、早めに用意しておくことをおすすめします。
ちなみに↓は実際に手元に置いているもので、少し高めですがかなり優秀な防災グッズです。
→「持つ・背負う・転がす」3つのスタイル・防水仕様
・オリジナル防災バッグ OTE(On The Exit)【ミヤビワークス】
→玄関のドアにくっつける新しい収納方法を実現
・防災・避難35点セット【セーフティプラス】
→26種類35点の定番セット・女性や高齢者でも持ち運びやすい設計
・SHELTERシリーズ【LA・PITA】
→国内最大級の防災グッズメーカー防災リュック・Amazonや楽天では常に上位の人気商品
・防災士厳選の防災グッズ43点セット【ディフェンドフューチャー】
→防災士が被災者の声を元に形にした防災用品ブランドの人気商品
»【防災グッズ】持ち出しリュックセットに最低限用意しておくべき中身一覧リスト
»【防災グッズ】家の備蓄セット(自宅避難用)に絶対に必要なもの一覧リスト
»【防災グッズ】普段持ち歩くバッグの中に必ず入れておきたいもの一覧リスト
»【防災グッズ】職場にも備えておきたいもの一覧リストを紹介!
»【防災】災害で生き残るには72時間が勝負!避難行動シーン別まとめ