誰もが経験したことがあると思いますが、すれ違い時にお見合い状態になるのってなんでなの?
お互いに右左右と、あっあっあっとなり「すみません」と言いながらも恥ずかしくなりますよね。
ちなみに、この現象にもちゃんと「連続回避本能」という名前があるんです。
さらには、どうやったら回避できるのか対策のコツも紹介します。
すれ違う時に同じ方向に避けるのはなぜ?
正面から向かってくる人と同じ方向に避けてしまうことを「連続回避本能」といいます。
自分が右に避けようとしたら、相手も同じ方向に来たのでさらに左へ行こうとするとまた同じ動きに・・・。
特に、急いでいる時に相手が目の前に現れた時に感じやすくなるとされています。
意識しなくても相手の動きに釣られることで同じ動きをしてしまうと考えられているんです。
連続でお互いに動いてしまうので連続回避本能といいますが、人は直前の動きと反対の動きをする傾向にあるのでこのような現象が起きてしまいます。
あなたにこの現象が起きているのであれば、当然相手にも起きているので、なかなかお見合い状態が解けないというカラクリなのです。
スムーズに避ける対策はどうすればいい?
では、スムーズに避けるにはどんな対策をすればいいのでしょうか?
これは、当たり前のことですが以下のようなことに注意しておく必要があります。
・避けるのをやめてじっと待つ
・一度避けた時に相手も同じ方向にきたら、最初と同じ方向で待つ
対策は、単純に自分が譲るということしかありません。
急いでいると、早く避けたいという思いがあるので余裕がなくなり引っかかってしまいます。
であれば、時間に余裕を持った行動をし、心にも余裕を持たせることが大切なのです。
お互いが避けるようとすることで起こってしまう現象なので、言い換えれば譲り合いの精神があるということなのかもしれません。
そう考えれば、平和なのかもしれませんが・・・。
わざとぶつかってくる人も増えているので注意
とはいえ、近年はわざとぶつかってくる迷惑極まりない人というのが増えてきているので注意しておきたいところです。
ニュースにもなり逮捕されたりもしていますが、そんなダサすぎるヤツがいるんです。
ガタイのいい男性にはぶつからずに、女性やお年寄りにだけぶつかっているとか・・・。
ただし、これは連続回避本能によるお見合いに関連するものではなく、歩きスマホをやっていて前を見ずに歩いている人にやっているっぽいんですよね。
歩きスマホをやらないのはもちろんのこと、こういった輩の被害にあわないためにも前をしっかりと見て歩くよう気をつけましょう。
もし、歩きスマホしていて子供や年寄りの方に怪我させてしまったら、一瞬にして被疑者側になっちゃう可能性がありますしね・・・。
まとめ
同じ方向に避けて、お互いにお見合い状態になる現象を「連続回避本能」といいます。
余裕を持って、相手に譲ることを意識することで回避できる可能性が高くなりますが、対策としてはそれくらいなんですよね。
とにかく、前方をしっかりと見て安全に歩くことを心がけましょう。