暗闇の空間に男女が一緒にいると、2人の距離が縮まるのって本当なのでしょうか?
実際に人は明るさによって行動が変わってくるようですし、気になる人がいるのであれば参考にしてみると良いかもしれませんよ。
とはいえ、明るくても暗くても、思い通りにいかないのが恋というものなのであしからず。
暗い場所で男女は盛り上がるって本当?
暗い場所や夜に、男女の距離が縮まることは「暗闇効果」と呼ばれています。
明るい時よりも暗い時の方がロマンチックになるのは理解できますよね。
しかし、暗闇効果には実験による検証が行われ驚くべき結果が出ているんです。
実験内容は、数人の男女を1時間ほど暗闇の部屋に入ってもらうとどうなるのかというもの。
別に、特別に何かしなくてはいけないというルールはありません。
もちろん、初対面なのだから最初は会話をするのですが、そのうち会話は少なくなり男女の距離が近づくようになったのです。
手を握ったり抱き合ったりしていたというのだから、暗闇効果は恐るべしといったところでしょう。
また、暗闇ではなく薄暗い環境で実験をすると、会話は普通に続いていたとのこと。
真っ暗闇じゃないと効果なし?
ということは、完全に真っ暗な状態でないとお互いに惹かれ合わないということなのでしょうか。
先ほどの実験結果が表してるとおり、薄暗い程度では近づきたいという欲求は少ないのです。
しかし、男女がお互いに知っている関係性であれば、薄暗い環境でもいい雰囲気になる可能性はあります。
暗い=不安という心理もはたらき、一緒にいたいという欲求が高まってくるのです。
そりゃ、昼間よりも夜の方がロマンチックな雰囲気に包まれやすいですよね。
暗ければ周りの目も気にならなくなってくるので、大胆な行動もとりやすい。
恥ずかしさに対して抵抗感がなくなる効果も期待できますね。
酔っぱらうと異性が魅力的に見える?
暗闇効果と同じように、男女間が盛り上がる効果が期待できるのはが「ビア・ゴーグル効果」です。
ビア・ゴーグル効果とは、ビールなどのアルコールを摂取した時に異性が魅力的に見える効果のこと。
酔えば判断力が鈍り、テンションも上がってくるのでそりゃそうでしょと思うかもしれません。
アルコールが欲をかき立てるというのは、科学的にも立証されているといいます。
また、気分が上がるこことで、相手のことを魅力的に感じると錯覚する「つり橋効果」が現れたとも考えられる。
脳が麻痺してくることに加え、たいてい薄暗い場所で飲むことが多いため暗闇効果もさらに追い打ちを掛けてくれているとも考えられます。
酔っぱらうと顔が魅力的に見える?
ビア・ゴーグル効果は、人の顔を魅力に感じる効果があるといいます。
本来、人は左右対称(シンメトリー)に近い顔を好む傾向にあるとされています。
しかし、アルコールの摂取により、非シンメトリーの判断力が落ちてしまいます。
そうなってしまえば、整った顔でなくても「整っていない」と認識されにくくなるんです。
つまり、左右対称に見えてくるので、おのずと魅力的な顔に見えるのです。
まとめ
暗闇の中では、男女は惹かれ合いやすく、知り合い同士であれば薄暗い程度でも良い雰囲気になれる可能性が高まります。
また、酔ってくれば相手のことを魅力的に感じることもあり、これを「ビア・ゴーグル効果」といいます。
暗闇効果との相乗効果で倍増といきたいところですが、結局のところダメな人はダメなのでご注意を。
だからといって、力ずくでなんとかしようとするクズな発想は絶対にダメですよ!!