【クーリッジ効果】男が浮気するのはなぜ?本能?ダメだと分かっているから燃える!?

【クーリッジ効果】男が浮気するのはなぜ?本能?ダメだと分かっているから燃える!?

よく芸能人や政治家の不倫・浮気問題がニュースで取り上げられていますよね。

 

ダメと分かっていてもスリルを味わうかのように、親密になってしまう・・・。

 

日頃から浮気と無関係の人からすれば、もはや病気だと思うのではないでしょうか。

 

しかし、男が浮気に走るのにはそれなりの理由がありそうなんですよね。



男の浮気は本能だから仕方がない?

浮気がバレると、これは男の本能だから仕方がないと言い訳をすしますよね。

 

昔から使い古された文言ですが、実は正しいことを言っていたりするんです。

 

浮気というのは、本来のパートナーがいるにもかかわらず別の新しい相手と関係を持つということ。

 

ほ乳類として考えた時に、新しいメスに対して欲求を持つということを「クーリッジ効果」といい、本能的に遺伝子を残そうとするというのです。

 

例えば、ネズミによる実験では

・オスのネズミ
・発情したメスのネズミ

 

2匹を一緒にしておくと、もちろん交尾をします。

 

しかし、何回か後にはメスに対して興味がなくなってしまうのです。

 

別の新しいメスと一緒にすると、再び欲求が回復し交尾をする。

 

家畜ブタの種付けなんかでは、同じメスとの場合は時間がかかるが、新しいメスになると早く済んでしまうといいます。

 

他の女性が魅力的に見えてしまうのは、本能的に正常なものと言えるのかもしれません。

クーリッジ効果の由来

パートナーの女性からしたら、そんな言い訳が通用するはずありませんよね。

 

なんだよ、そのクーリッジ効果って!!と、お思いのことでしょう。

 

この名前の由来にはベタベタなアメリカンジョークが関わっているのです。

 

第30代アメリカ大統領のカルビン・クーリッジが、妻と一緒に養鶏場を訪問。

 

オスの鶏が1日に何度も交尾をしていると案内人に聞いた大統領夫人は、同じ話を大統領に伝えてほしいとお願いします。

 

オスがメスをこんなに愛しているのだから、あなたもお願いね・・・といったところでしょうか。

 

その話をされた大統領は、案内人に聞き返します。

 

いつも同じメスの鶏なのか?」と。

 

すると、「いつも別の鶏です」と返ってくるというね。

 

大統領は、これを妻に伝えてくれと逆に案内人に頼んだというエピソードがあるのです。

 

大統領の方が一枚上手だったということになりますが、浮気=クーリッジといった印象を持たれる大統領ってどうなのでしょうかね。



ダメだと分かっているから燃える!?

浮気は、法律を侵す行為ではないためもちろん犯罪ではありません。

 

しかし、近年は有名人が浮気をすれば、関係ないはずの一般人がここぞとばかりにた叩きのめすという流れになっています。

 

バレたら社会的な信用を失い、芸能人なんかは仕事がなくなったりCMに出ていれば賠償金を払ったりとひどいもの。

 

それでも浮気をしてしまうのは、やはりハラハラドキドキのスリルがたまらないのでしょうかね。

 

恋愛において、反対されればされるほど燃えてしまうことを「ロミオとジュリエット効果」というのです。

 

もちろん、あのシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」から付けられているものです。

 

敵対している家柄の男女だったために、結ばれなかった2人の悲劇を描いた作品。

 

現実世界の恋愛においても

・親に反対されている
・遠距離恋愛
・不倫関係

 

など、理由は違えど障害のある恋愛の形はいくつか考えられますよね。

 

これらのカップルは、お互いの感情が強くなり満足する傾向にあるというのです。

 

見るなと言われたら見たくなってしまう効果を「カリギュラ効果」といい、その他の似た効果として「ブーメラン効果」「心理的リアクタンス」があります。

まとめ

男の浮気は本能だという言い訳をよく耳にしますが、これは「クーリッジ効果」と呼ばれるもので、あながちただの言い訳ではないのです。

 

とはいえ、浮気や不倫が横行すれば、人間関係は見る見るうちに破綻しかねません。

 

だからこそ「ロミオとジュリエット効果」のよって盛り上がってしまうのでしょうが・・・恋愛って難しいものですね。

 

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