【日本人よ冷静に!】花崗岩が新型コロナウイルス対策という謎理論が話題に

【日本人よ冷静に!】花崗岩が新型コロナウイルス対策という謎理論が話題に

新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは止まることなく、毎日感染者が増え続けています。

 

3月2日(月)からは公立の小中高校などが臨時休校となり、困惑を隠せない人も多いことでしょう。

 

マスク不足により高額で出品する人も多くなり、大手オークションサイトには出品しないよう要請が刺される事態となっています。

 

そんななか、まさかの「花崗岩」が新型コロナウイルスに効果的だという謎理論が話題となっています。

 



花崗岩が新型コロナウイルス対策という謎理論が話題に

 

こちらのTwitterでは、花崗岩がメルカリに出品されていたという内容に触れています。

 

また、一緒に添付されている文章は、とあるmixiの日記のようですね。

新型コロナウィルス対策としておすすめしてる花崗岩。花崗岩は火山岩で地下の深いところでマントルが固まったもの。そのマントルが核融合で発する自然放射線を持つウラン235をわずかに含有してるラジウム石だ。

 

実際の話なのかSFなのか、文章を読んでいる限りではあまり判断が付きません。

 

花崗岩から出る紫外線は、人間に害がないがウイルスを一瞬にして滅菌してくれるという理論のようだ。

 

漬け物石も臼石も花崗岩で、日本人は昔から自然放射線の恩恵を受けているという。

 

・・・これ、大丈夫なのかな??

 

効果があるという証明がない限り、これデマとして本気で広がりを見せてしまいそうなので注意してくださいね。

花崗岩ウイルス対策への反応

これにはさすがに様々な意見が乱立していますね。

 

本気で信じてしまっている人も出てきている!

 



花崗岩の起源

ウィキペディアの花崗岩のページには、確かにマグマで形成されたという説が一般的だと書かれています。

花崗岩の起源については従来2つの学説間で論争があったが、現在では“マグマ説”が一般に支持されている。

マグマ説(火成岩説)
花崗岩は、玄武岩質マグマの地殻内での結晶分化作用により形成された流紋岩質マグマ、あるいは玄武岩質マグマが周囲の壁岩(一般に堆積岩等から成る)を溶融して形成された流紋岩質マグマが地上へ出ることなくゆっくりと冷却されてできるという説。放射性元素の同位体比や微量元素の含有量、また花崗岩体の規模が大きいことなどから、多くの花崗岩マグマは後者の成因によって形成されたと考えられている。

花崗岩化作用論(変成岩説)
砂岩や泥岩などの堆積岩が地下深部で高温変成作用を受け、液体の状態を経ずに花崗岩が形成されたという説。
出典:Wikipedia

 

確かに放射物質が含まれているのも確かなようですね。

 

しかし、専門家や医療関係者を含め、まだ誰一人として確実に新型コロナウイルスに効くものを作り出せていません

 

まるで、花崗岩の放射物質が新型コロナウイルスに効果があるかのように断言してしまうのは危険極まりない

 

もし、効果があるのであれば、論文にして学会などで発表するレベル。

 

もしかしたら世界を救ったとしてノーベル平和賞ものでしょう。

 

トイレットペーパーのデマにも翻弄される現状、まさか花崗岩にも飛びついたりしませんよね!?

 

花崗岩は、花崗岩が好きな人や必要な人が買うのが自然であって、新型コロナウイルスに効果があるからと信じて買うものではありませんよ!

まとめ

新型コロナウイルスに花崗岩が効果的という謎理論は、専門家が誰一人として掲げていない説となります。

 

これが本当であれば、まさにノーベル賞クラス。

 

今後も、様々な謎理論やデマが出てきそうですが、パニックや翻弄されないためにも、ソース元や専門家なのかどうかをチェックするように心がけましょう。

 

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