2020年2月4日(火)の夜と5日(水)午前に、トルコ東部のヴァン県で雪崩が発生。
さらには、5日(水)にトルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港で旅客機の墜落事故が発生した。
1月24日(金)のトルコ東部のエラズー県が震源の地震とあわせて、3件の事故が相次ぐ事態となっています。
トルコ東部のヴァン県で雪崩
2020年2月4日(火)の夜、トルコ東部のヴァン県で発生した雪崩では、小型バスなどが巻き込まれ救助作業が行われていました。
さらに、翌5日(水)の11時頃(日本時間18時頃)は、救助作業中に再び雪崩が発生し、救助隊員を含めた38人が犠牲に。
2度目の雪崩では33人が亡くなり、最初の雪崩でバスに乗っていた5人と合わせて38人に。
負傷したのは75人という報告となっています。
1回目の雪崩では、7人もしくは8人が助け出されていますが、現在も全ての人が見つかったのかどうかの把握もできていないため今後も犠牲者の人数は増える可能性があるという。
雪崩を防ぐ方法に関しては、こちらの記事で紹介していますが、実際に大きな雪崩が発生すれば防ぐことは難しい。
日本でも雪崩が相次いでいるので、他人事では済まされるものではありません。
雪崩が起きそうな場所かどうかを見極める必要があり、危ないと思ったら近づかないように心がけたい。
トルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港
2月5日(水)、トルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港で起きた旅客機の墜落事故。
乗客乗員177人を乗せた旅客機は、機体が3つに折れるという大事故となってしまいました。
暴風雨が吹き荒れていたなかでの着陸でしたが、滑走路から外れてしまったという。
1人が犠牲となり、157人が負傷したとされ、機内では火災も発生したとのこと。
旅客機は、エーゲ海に面するイズミルからイスタンブールに向かって飛行していたペガサス航空のボーイング737。
雪崩とあわせて連日の大事故に、トルコ国内は悲しみに包まれる事態となってしまいました。
トルコ東部でM6.7の地震
トルコでは、1月24日(金)20時55分(日本時間25日2時55分)頃に、トルコ東部のエラズー県を震源とする地震が発生したばかり。
地震の規模はマグニチュード6.7で、少なくとも41人が犠牲となり1,600人以上が負傷しています。
その後、行方不明者の捜索が続けられていましたが、27日午後に捜索が打ち切られた。
捜索では、45人が救出。
42の建物について、倒壊する可能性が高いとして取り壊しが行われた。
多くの住民が避難生活を送ることになり、仮設住宅の設置も行われるとしています。
トルコ大統領のエルドアンは、「大災害の傷から一丸となって立ち直っていくだろう」と述べていましたが、その矢先に雪崩、墜落事故が相次いだ形となった。
まとめ
トルコでは、地震、雪崩、飛行機の墜落事故と、大きな事故が相次いで起きてしまっている。
トルコは、地震が起きやすい国として有名で、その点に関しては日本と似ています。
世界で起きている事故や災害は、いつ私たちに襲いかかってくるか分からない身近なものとして認識しておくべきでしょう。
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