北海道ピンネシリ(敏音知)岳で雪崩が発生!イギリス人1人が犠牲|長野県乗鞍岳でも雪崩

北海道ピンネシリ(敏音知)岳で雪崩が発生!イギリス人1人が犠牲|長野県乗鞍岳でも雪崩


※イメージ

2020年2月1日(土)11時40分頃、北海道のピンネシリ岳で雪崩が発生。

 

イギリス人のスキーヤー1人が巻き込まれ犠牲となってしまいました。

 

仲間の2人は無事でしたが、3人はバックカントリースキーを楽しむために入山していたという。

 

また、同日長野県の乗鞍岳でも雪崩が発生し、1人が意識不明の重体となっています。



北海道ピンネシリ岳で雪崩が発生!イギリス人が被害

ピンネシリ(敏音知)岳は、中頓別(なかとんべつ)町にある標高703メートル山です。

 

中頓別町がある北海道の東部では、1月30日~31日にかけて大雪が降り記録的な場所もあったほど。

 

2月1日11時の時点で枝幸町歌登で122センチメートル、遠軽で83センチメートルを記録。

 

ピンネシリ岳付近では、雪が吹きだまりとなって雪崩が起きやすい状況も見られたという。

 

バックカントリーは、パウダースノーを求めて自然の中を滑る人気のレジャーとなっていますが、事故の危険性も高いことを証明する形となってしまいました。

 

2日前の1月30日にも、北海道占冠(しむかっぷ)村にあるトマムスキー場で雪崩が発生し、コース外を滑っていたフランス人男性が1人犠牲になったばかりだった。

長野県の乗鞍岳でも雪崩が発生

2月1日(土)12時30分頃、長野県松本市のスキー場近くの乗鞍岳でも雪崩が発生しています。

 

スノーボードをしていた40代の男性1人が巻き込まれ、意識不明の重体となっているとのこと。

 

発生した場所は、乗鞍岳の北東側斜面の標高2,500メートル付近で、スキー場のコース外の地点。

 

こちらもバックカントリーをしていて巻き込まれたとのこと。

 

巻き込まれた男性は、要請を受けた山梨県のヘリが救出され病院に。

 

他の仲間2人は無事だった。



雪崩に遭ったらどう行動すればいい?

北海道のケースでは、雪崩が起きそうな場所も確認されていたというので、もっと入念に雪の状態を確かめる必要があったのではないだろうか。

 

雪崩が発生しやすい条件はいくつかあるので注意しておきたい。

・気温が低い時に、大量の積雪があるところに、短い時間でさらに多く積もった時
・風で雪が溜まっている場所で急斜面の場合
・氷点下が続いた時に吹雪や強い風が吹いた時
・春先・雨の後などの気温が上昇する時
・亀裂ができている場所
・雪崩が起きたことがある場所

 

もし、巻き込まれてしまったらどのように行動すればいいのか気になるところですが、大規模なものであれば防ぐことは難しいとされています。

 

よく言われている雪崩発生時の行動は次のとおりとなっています。

近くで発生した場合
・巻き込まれた人がいたら最後まで見続ける
・巻き込まれた場所、見失った場所を覚える
・雪崩が収まったら、巻き込まれた場所と見失った場所に印を置く(ただし2回目の雪崩が起こることもあるので注意)
・無線機やビーコンを使って探し出す
・見つけたら堀って救急処置をする
巻き込まれた場合
・雪崩を避けるように横に逃げる
・周りに声を出して知らせる
・荷物を捨てる
・泳ぐようにしてできるだけ浮上する
・埋もれた場合は、雪崩が止まる前に雪の中で窒息しないように口の前に空間を作る
・誰かが近くを通りかかった場合は、声を出して助けを呼ぶ

 

とっさに行動することは実際には難しく、まずは近づかないこと、そして1人では行動しないことが重要です。

 

バックカントリーを行う場合は、雪崩の可能性があるということを理解しておく必要があります。

 

スキー場のコース外は、立入禁止としている理由があるから封鎖しているのであって、なにもパウダースノーを隠しているわけではありません。

 

ルールは守って、事故なく楽しくスキー・スノーボードを楽しみましょう。

 

雪崩についての前兆はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

スキー場での危険についてはこちら↓

まとめ

2020年2月1日(土)、北海道のピンネシリ岳で雪崩が発生し1人が犠牲に、長野県の乗鞍岳でも雪崩が発生し1人が意識不明の重体となっています。

 

どちらも、コース外のバックカントリーを楽しんでいる時に巻き込まれたとみられます。

 

スリルがあって楽しいという気持ちは分かりますが、自然の雪山を滑るということはそれだけ危険だと認識してほしいものです。



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