ブルガリアの予言者「ババ・ヴァンガ」の的中率は、なんと80パーセントと言われています。
「アメリカ同時多発テロ」を始め、多くの災害や事件などを言い当てたとされています。
しかし、「それって本当なの?」と誰もが疑問に思うところですよね。
ここでは、ババ・ヴァンガの予言について、真相はいかなるものなのか探っていきたいと思います。
ブルガリア政府公認のババ・ヴァンガ
数多くいる予言者の中でも、代表的な人物に数えられるババ・ヴァンガ。
1911年にストルミツァ(現マケドニア)に生まれ、1996年に亡くなったババ・ヴァンガですが、亡くなっても尚、多くの書籍が出版され注目を集めています。
代表的な予言には
・第二次世界大戦の終結
・2000年のロシア原子力潜水艦「クルスク」沈没
・アメリカ同時多発テロ
・オバマ大統領の就任
などがあります。
12歳の頃に竜巻に巻き込まれ、視力を失ってしまったババ・ヴァンガ。
1926年に盲学校に入り、1928年にストルミツァ(現マケドニア)に戻ったのですが、この頃に能力が開花。
第二次世界大戦では、多くの人が家族や知人の生存を確認してもらうために、ババ・ヴァンガの元を訪れたと言われています。
1960年代にはブルガリア政府から給料を受け取ることとなり、政府公認の予言者となったのでした。
ババ・ヴァンガの予言・アメリカ同時多発テロを当てた!
ババ・ヴァンガが「アメリカ同時多発テロ」を言い当てたとして話題となったことがありました。
「アメリカが鉄の鳥に襲われる」
といった少し曖昧な言い回しになっているのが気になるところですが・・・。
ただ、第二次世界大戦を経験していることもあり、アメリカが鉄の鳥(飛行機)に襲われると思っていてもおかしくはありません。
これを予言したと言われているのが1989年なので、戦争が起きてもなんら不思議ではない時代ですしね。
さらに、第三次世界大戦についても言及したことがあり、2010~2014年まで続くとしていました。
こちらは、まったくもって当たりませんでした。
ババ・ヴァンガの予言が的中率80%の真相とは?
とはいえ、ババ・ヴァンガの予言の的中率は80パーセントという驚異の数字になっているんですよね。
これはババ・ヴァンガに相談を持ちかけた約3,000人にアンケートをとった結果によるもの。
つまり、ババ・ヴァンガの予言を信じていて頼りにしている人しか関わっていません。
占いなどを信じやすくなる心理が働いていたと思われ、信用にかけるアンケートとなっているのです。
↓の記事を参考にしてみてください。
しかも、その多くが書き記したものではなく、発言したものを第三者が残したものと思われることからも信ぴょう性は疑わしいんですよね。
多くの予言は、国名を明言していないため、起こり得る事件や災害を述べておけば当たりやすくなるというカラクリなのです。
2000年8月に起きたロシア原子力潜水艦「クルスク」沈没に関しても、「1999年か2000年の8月にクルスクが水に覆われる」というものでした。
クルスクは潜水艦の名前ではなく、ロシアの地名でもあります。
素直に解釈するならば、クルスクという場所で水害が起きるということが一般的なものではないでしょうか。
他のババ・ヴァンガの予言
もちろん、他にも予言は行っているのですが、「災害、事故、事件」に関していくつか見ていきましょうか。
これは、1978年11月に超常現象の研究家である中岡俊哉氏に送られた手紙で、予言者の名前は「バンゲ」となっています。
災害の予言
・地球全体に異常気象が起きる
・北半球で大きな水害
・南半球で冷害
・地震と風水害が多発する年になる
・日本、中国、インドなどで大きな地震、風水害
・7月以降の可能性が高い
・南アメリカの2~3ヶ国でマグニチュード5~8の地震
事故の予言
・飛行機と列車の事故がいくつか起こる
・ジャンボ機同士の衝突
・日本で新幹線の脱線
・海上で火災事故
事件の予言
・中国、ソ連、アメリカで指導者の交代
・現指導者が亡くなる(1978年当時)
・経済は世界的に暗い
・日本、ドイツ、フランスで経済的な事件
・ドルが弱くなる
・政治的な指導者が狙われて命を奪われる
・ゲリラ事件が2、3件起こる
・日本でも起こる
これらは、「UFOと宇宙」という雑誌からの引用で、いくつか箇条書きにしたものになります。
当たっているのかというと、実際にはほとんど起きていません。
つまり、80パーセントの確率で当たっているというのは疑わしいところがありますね。
まとめ
盲目の予言者ババ・ヴァンガは、80パーセントの確率で予言を的中していると言われていますが、信ぴょう性には欠けていることが分かります。
しかし、予言に注目を集めることで、災害や事故に対しての予防という意味では大いに有益なものであると考えることもできますよね。
特に日本は、「首都直下地震」「南海トラフ巨大地震」「千島海溝巨大地震」など、様々な大地震がいつ起きてもおかしくない状況ですし、備えはしっかりしておくようにしたいものです。
持ち出しリュックをまだ備えていない方は、早めに用意しておくことをおすすめします。
ちなみに↓は実際に手元に置いているもので、少し高めですがかなり優秀な防災グッズです。
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