2019年5月1日(水)から元号が令和となりましたが、それ以前に更新した人は「平成○年まで有効」と記載されていました。
免許証の有効期間は違反があるかどうかで違いがあり、3年や5年といったスパンで更新しますよね。
2018年に更新した方や2019年4月に更新した時では何か違いはあったのでしょうか?
また、免許証に記載されている番号にを見れば、再発行したかどうかバレてしまうというのをご存じでしょうか?
運転免許証の再発行はバレる!免許番号の意味とは?
運転免許証を紛失した際などに行う再発行ですが、実はしっかりと記載されちゃうんですよ。
そのため一見変わらないように見えても、よく見ると「この人の免許証2枚目だ!」ってバレちゃいます。
それが書かれているのは12桁の免許証番号で、それぞれの桁にはちゃんと意味があったのです。
上の画像では「第123456789000号」と書いてある部分です。
①1~2桁
都道府県コード(例:東京30 大阪62)
②3~4桁
取得した西暦の下2桁
③5~10桁
都道府県(公安委員会)の管理番号
④11桁
検査数字(チェックデジット)という偽造防止
⑤12桁
再発行した回数
つまり⑤の最後の1桁を見れば、この人が再発行しているのかしていないのかが分かってしまうんです。
ちなみに交付日のとなりに書かれている5桁数字(画像では「12345」)は、当日交付された人たちの通しナンバーのようなもので、警察が照会する際はこれを伝えています。
新元号・令和で免許証の再発行は必要?
では、平成表記の時に免許更新をした方は修正するために免許センターや警察署に出向かなければいけないのでしょうか?
平成32年が2020年ということはすぐに分りますし、これは仕方のないことでもあるので行く必要はありません。
ただ、平成34年とかになってくると「あれ?西暦だと何年だっけ」となるかもしれませんが・・・。
もし必ず西暦に変えなくてはいけないということになったら、全国で交通を担当している警察官が忙しすぎて笑えませんよね。
しかし、西暦に変更するのって実は元号が変わるからではないんですよ!
外国人の免許取得が多くなってきていることもあって、日本人でなくても分かる西暦にしていくんですよ。
変更するにあたってシステム上で難しい問題があるため変更に時間がかかりましたが、ようやく2019年3月に目処がついたのです。
新元号・令和で免許証の表現が変わる?
新天皇が即位したのが2019年5月1日(水)、平成31年はたった4ヶ月で終了してしまいました。
運転免許証は違反がなければ5年、過去3年間に違反があるもしくは新規の方は3年での更新が一般的です。
有効期限の誕生日前後1ヶ月の間に更新しないといけませんが、2017年・2018年なんかに更新した人は平成31年5月以降が記載されているはずです。
ただし、2019年3月頃からは西暦での表記に変更されることが決定。
3月生まれで2月でも4月でも更新に行けた方は、どっちを選択するかで悩めるというちょっとうらやましいこともあったんですよね。
まとめ
2019年5月1日(水)に幕を開けた新元号ですが、運転免許証の中には平成の余韻が漂いなんだかうれしい気持ちになりますよね。
平成34年のように架空の年が載った免許証えおお持ちの方は、次の更新までちょっとしたレア感を楽しみましょう。
平成表記のままの免許証を、交換しに行ったらいいのか疑問に思っている人が周りにいたら、行かなくてもいいということを教えてあげてくださいね。