今までに様々な予言を的中してきたとして有名なゲリー・ボーネル。
「阪神淡路大震災」「東日本大震災」「アメリカ同時多発テロ」などの予言は代表的なものとなっています。
さらにボーネルは、「第三次世界大戦」も予言していましたが、ご存じのとおりまだ起きていません。
どんな予言だったのか、内容について見ていきたいと思います。
ゲリー・ボーネル
ゲリー・ボーネルは様々な肩書きを持ち、まれに日本でも活動する企業コンサルタントです。
・企業コンサルタント
・心理学者
・哲学博士
・催眠療法家
これだけでなく、ヨーロッパやアメリカでスピリチュアルなセミナーや講演を行っています。
株式会社ゲリーボーネル・ジャパンという企業が存在し、主催のノウイングスクールというところでは講師を務め、日本にも多くのファンがいるんです。
これだけ聞くと、なんだか怪しい匂いがプンプンしてきますね。
ちなみに、ゲリー・ボーネルは10歳の頃にアカシックレコードと通信できるようになったといいます。
アカシックレコードとは、過去・現在・未来の全てが記録されている宇宙を超えた存在と言われていますが科学的な根拠はありません。
では、ゲリー・ボーネルの予言とはどんなものだったのか見ていきましょう。
第三次世界大戦は2001年に起きるはずだった?
ゲリー・ボーネルは、2001年に出版した「第三次世界大戦、始まる!」の中で、予言めいたことを書いています。
書いたと言うよりは、まんだらけの社長だった古川益蔵氏との対談を取り上げたものなので、言ったという方が的確かもしれません。
本の中では、2001年9月11日に起きた「アメリカ同時多発テロ」が引き金となり、第三次世界大戦が始まるとしていたのです。
しかも、戦争に至るまでの過程を細かく指摘していて、当時であれば一部に関して現実味を帯びている内容でした。
とはいえ、いまだに世界大戦に発展したことはなく、外れています。
ゲリー・ボーネルの予言の内容
「第三次世界大戦、始まる!」の内容を簡単にまとめると次の通りとなります。
・イラクのフセインがイスラエルを攻撃
・リビアのカダフィがエジプトを攻撃
・3年間の戦いとなる
・自衛隊が中東に派遣、犠牲者が出る
・2002年新年にイギリスで自爆テロが発生
・フランスで化学プラントが爆破、アメリカ大使館が襲撃される
・ドイツで暴動、中東の出身者の多くが犠牲
・イタリアでローマ法王がテロに遭う
・エジプトが戦いが起こり、ギザのピラミッドの頂部が破壊
・ピラミッド建設を行った時に残されたディスクのデータが発見される
・2002年春、アメリカ西海岸で化学兵器か生物兵器が使われる
・2001年もしくは2002年の10月か11月に、シアトルでスペースニードルが爆破
・ヒューストンで石油精製所、アラスカでパイプラインが襲撃される
・2002年、羽田空港でハイジャック、皇居が襲撃される
・東京タワー、地下鉄にテロ
・ブッシュ大統領が狙われて命を落とす
・小泉首相も狙われるも無事
・フセインが命を落とす
・PLOアラファト議長、イスラエルのシャロン首相、リビアのカダフィも犠牲になる
・3年後の戦争終了のあと、ロシアが国境を閉鎖
・ロシアが西ヨーロッパと敵対関係
・中国が台湾を吸収し、10年以内(2011年)までに世界の3分の1を支配
・日本も中国の支配下
と、こんなことを言っているのですが、途中からトンデモ予言となってることが分かります。
アメリカ同時多発テロによる惨劇を知った後に書かれているので、当時の雰囲気を考えると世界大戦が起きていても不思議でないことは誰でも感じていましたよね。
実際に、アメリカは報復を行い、フセインは命を落としていますからね。
とはいえ、ゲリー・ボーネルは必ず起きるとは断言していませんし、これをきっかけに未来を変えてほしいという考えを持っています。
ただ、アカシックレコードに書かれている情報というのは、そんなに簡単に変えられてしまうものなのか疑問は残ります。
つまり、アカシックレコードを元に予言をするならば、アカシックレコード自体がもはや信用性に欠けるということになってしまうのです。
ミスターー都市伝説・席暁夫はすでに始まっていると警鐘
セキルバーグこと関暁夫さんは、すでに第三次世界大戦は始まっていると警鐘を鳴らしています。
新型コロナウイルス騒動の裏では世界各国が軍事に力を入れているといい、水面下で起きているというのです。
アメリカ、ロシア、中国、北朝鮮などが軍事訓練や核実験、ミサイル実験などを行い、それぞれ精度を高めるための準備を進めています。
日本も例外ではなく、中東に派遣された自衛隊は中国と接近したイランを見張っているのではないかと指摘しています。
ちなみに、2020年1月3日には、アメリカがイラン革命防衛隊コッズ部隊のガーセム・ソレイマーニ司令官をバクダッド空爆を行い命を奪っています。
その際には、Twitterで第三次世界大戦を意味する「WWⅢ」が世界トレンド3位になっていました。
第三次世界大戦になりそうだった出来事
1945年に第二次世界大戦が終結したあと、第三次世界大戦に発展する可能性があった事態は数多くあります。
むしろ、今まで起きていなかったのが不思議なくらい。
・1948~1949年:ベルリン封鎖
・1950~1953年:朝鮮戦争
・1956~1957年:第二次中東戦争
・1958年:エイド・メモワール(ソ連がアメリカに西ベルリン占領をやめるよう要求)
・1960~1975年:ベトナム戦争
・1960年:U-2撃墜事件(偵察機)
・1961年:ケネディ=フルシチョフ会談(ソ連がアメリカにベルリンの中立化を要求)
・1962年:キューバ危機
・1967年:アメリカ軍の弾道ミサイル監視レーダーが磁気嵐で故障し、ソ連が妨害したと勘違いして攻撃準備を行う
・1968年:プエブロ号事件
・1969年:アメリカ海軍EC-121機撃墜事件、中ソ国境紛争
・1973年:第四次中東戦争
・1979年:北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)にソ連による総攻撃が誤表示
・1980年:アメリカ・ウィチタのマコーネル空軍基地でICBMタイタンⅡが訓練中に発射シーケンスに入る
・1983年:スタニスラフ・ペトロフによる核戦争回避事件(ソ連の衛生がアメリカからの総攻撃を誤検出)
・1983年:エイブル・アーチャー83演習(ソ連がNATOの核ミサイル演習を核攻撃の偽装と誤解)
・1984年:レーガン大統領が「5分後に爆撃を開始する」とブラックジョーク発言
・1995年:ノルウェーロケット事件(ロシアとノルウェーの気象観測ロケットをアメリカの核ミサイルと間違い、報復を検討)
・2014年:クリミア危機・ウクライナ東部紛争
・2020年:バクダード国際空港攻撃事件
特に、1962年のキューバ危機では、核攻撃の攻撃命令まで出され、あと一歩のところで戦争に突入したと言われています。
ケネディは、戦争をせずに、世界が一緒になって平和な道を歩んでいくことを信条としていました。
もし、この時代にブッシュやトランプだったら、確実に第三次世界大戦に突入していたでしょうね。
現代においても、もしケネディが生きてもう少し大統領をやっていたら違うアメリカになっていたという人も多いですし。
アインシュタインは、第三次世界大戦がいつになるかは分からないとしたものの、第三次世界大戦で文明が崩壊し、第四次世界大戦では「石とこん棒」で戦うと予想。
アメリカの34代大統領のアイゼンハワーは、第三次世界大戦に勝つための唯一の方法は戦争にならないように「防ぐ」こととしています。
まとめ
ゲリー・ボーネルが予言した第三次世界大戦はほとんど起きることなく、内容ももっともらしいと思いきや突拍子もないものとなっています。
しかも、自身が予言していた「光の12日間」について、同時期に起きるはずなのに触れていないのも疑問なんですよね。
とはいえ、予言は起きるかもしれないという警鐘を鳴らすことで、普段は意識していない防災への意識を高めるためには有効なものとなっていますよね。
特に日本は、「首都直下地震」「南海トラフ巨大地震」「千島海溝巨大地震」など、様々な大地震がいつ起きてもおかしくない状況ですし、備えはしっかりしておくようにしたいものです。
持ち出しリュックをまだ備えていない方は、早めに用意しておくことをおすすめします。
ちなみに↓は実際に手元に置いているもので、少し高めですがかなり優秀な防災グッズです。
>>>【防災グッズ】持ち出しリュックセットに最低限用意しておくべき中身一覧リスト
>>>【防災グッズ】家の備蓄セット(自宅避難用)に絶対に必要なもの一覧リスト
>>>【防災グッズ】普段持ち歩くバッグの中に必ず入れておきたいもの一覧リスト
>>>【防災グッズ】職場にも備えておきたいもの一覧リストを紹介!
>>>【防災】災害で生き残るには72時間が勝負!避難行動シーン別まとめ