環天頂・環水平アークとは?メカニズムや出現の条件は?幻日・ハロとの関係

環天頂・環水平アークとは?メカニズムや出現の条件は?幻日・ハロとの関係

空を見上げると、写真のような逆さの虹が見えることがあります。

 

これは「環天頂アーク」という現象なのですが、何だか幸せな気分になりませんか?

 

度々ツイッターにも投稿され、ツイートを見た人の多くが癒やしを感じていることでしょう。

 

では、環天頂アークのメカニズムや出現する条件とはどんなものなのか見ていきます。



環天頂アークのメカニズムや出現する条件

環天頂アークは、太陽から離れた上の方に現れる虹のような光の帯で、環天頂弧(かんてんちょうこ)、天頂環(てんちょうかん)、天頂弧(てんちょうこ)なんて呼ばれ方もされています。

 

虹が逆さに見えることから「逆さ虹」なんて呼ばれることも。

 

メカニズムとしては、大気中の氷晶に太陽光が屈折し、氷晶がプリズムの働きをすることで現れます。

 

条件には太陽の高度が重要で、出現する最高高度は32度になる。

・太陽高度が約22度の時、太陽から約46度の上方に出現
・↑よりも太陽高度が高くても低くても、出現する位置はより高くなる
・太陽が水平線と同じ位置にいる場合は、環天頂アークは約58度に出現
・太陽高度が約32度の時に環天頂アークの位置は天頂の現れ、これより太陽高度が高いと現れない

と、まあややこしい条件となっていますね・・・。

 

↓のツイッターで分かりやすく図で示してくれているので、参考にさせていただきましょう。

 

環水平アークとは?

環水平アークの原理は環天頂アークと同じですが、2度屈折し、現れる位置は逆で太陽の下側に見える水平に近い虹のようなもの。

 

上空の大気中にある氷晶が、太陽光を屈折することで発生。

 

太陽から約46度離れたところに現れ、太陽高度が高くなければ(58度以上)見られません。

 

日本では、夏至(6月21日)を挟んだ半年間の期間に見ることが可能で、年に数回見ることができます。

 

水平弧や水平環とも呼ばれています。

 

それにしても、似たような現象がたくさんあり、覚えるのも一苦労ですよね。

 

名前よりも、見てどう感じるのかのほう大切だと思うので、不思議な空を見た時に名前を知りたかったら調べるくらいでいいと思いますよ。



幻日・ハロとの関係

 

環天頂アークや環水平アークの他にも、関連する現象はたくさんあります。

 

なかでも、ツイッターなどでよく投稿されているのが、幻日とハロでしょうか。

 

幻日
太陽と同じ高度で、離れたところにも太陽の光が見える現象で、太陽から約22度離れた高度の位置に見える。

 

ハロ
円光・暈(かさ)・光暈などとも呼ばれ、太陽を中心に円(半径22度)を描く光が現れる現象。円の外側に明るい部分が見え、外側になるにつれて暗くなるものを「内暈(ないうん・うちがさ)」や「22°ハロ」という。

まとめ

環天頂アーク、環水平アーク、幻日、ハロなど、空を見上げれば様々な現象が心を癒やしてくれます。

 

また、太陽の近くにある雲が彩り豊かになる彩雲も鮮やか、昔は吉兆とされていたんですよね。

 

うつむきがちな時は、ちょっと空を見上げてみてはいかがでしょうか。

 

ささやかなハッピーを見つけることができるかもしれませんよ。

 

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