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2019年6月に、災害食大賞(c)2019の表彰が行われ、4つの部門においてベスト3の金・銀・銅賞が決定しました。
災害時における食事(災害食)で本当においしい食品はどういったものなのか。
防災の備えをしている方なら誰もが気になる情報なのではないでしょうか?
ここでは、「うまみ部門」で受賞した商品について紹介します。
ぜひ、備蓄や防災セットに取り入れて、中身を充実していきましょう。
災害食はおいしくなければ精神的に参ってきます
被災した際に、避難所などでは非常用の災害食や炊き出しなどが振る舞われるのが一般的です。
しかし、避難所を提供する自治体も「被災者」であり、疲弊しきっているなかで対応してくれているとうことを忘れてはいけません。
また、少し時間が経てば自衛隊が来てくれて食事の提供を行ってくれますが、すぐに来てくれるわけではないので自分で食事を確保することが重要なのです。
そのためには、持ち出しリュックや自宅の備蓄を充実させることが大切になります。
とはいえ、毎日同じものを食べていても飽きてしまいますし、ストレスによって精神的にも参ってしまいます。
できるだけ普段と同じような食事が望ましく、本当においしい災害食を備えておくことは避難生活を乗り切るためには欠かせないポイントなのです。
災害食大賞(c)2019【うまみ部門】5選
受賞したうまみ部門の賞品は次の5点です。
・銀賞:Hotぐるべん7備蓄王そぼろ玉子とじ丼
・銅賞:忍者食ひじきご飯
・奨励賞:野菜一日これ一本 長期保存
・奨励賞:ペコちゃんどこでもビスケット保存缶
金賞:そのまんまOKカレー|三徳屋株式会社
保存期限:製造後5年
カレーの中にご飯が混ぜてあり、名前の通りそのまんま食べることができます。お米は石川県産コシヒカリを使用し、温めても冷めてもおいしい一品。水も熱も必要なく、アレルギー特定原材料7品目を使用していない優しい商品(ただし、同じ工場内で7品目を扱っている別商品を製造)となっています。
銀賞:Hotぐるべん7備蓄王そぼろ玉子とじ丼|株式会社非常食研究所
保存期限:製造後7年
ひもを引くだけで簡単に温めることができ、被災時にガスや火を必要としないのはかなりありがたい一品。温かい食事を食べることは普段の生活では当たり前のことですが、避難生活では心も温めてくれることが重要なことでもあるのです。楽天やAmazonでは商品展開していないので公式サイトでの通販となります。
銅賞:忍者食ひじきご飯|株式会社味きっこう
保存期限:製造後1年
保存期限は1年と短いものの、水・熱だけでなく箸や鍋なんかも必要なくそのまま食べられるのが高ポイント。国産の原材料(玄米・ひじき・ごぼう・しいたけ・にんじん・藻塩)などを使用しているので生産国が気になるでも安心。
奨励賞:野菜一日これ一本 長期保存|カゴメ株式会社
保存期限:製造後5.5年
1日分に必要とされる野菜350gを濃縮、30品目の野菜を使用しているのは栄養が偏りがちな被災時には持ってこいの飲料です。砂糖・甘味料・香料・食塩・保存料なども使用していないのもありがたい。
奨励賞:ペコちゃんどこでもビスケット保存缶|株式会社不二家
保存期限:製造後5年
国産小麦100%の生地を使用し、1缶あたり437kcalとボリュームも十分。ペコちゃんのレリーフが入っているので、特にお子さんに喜ばれること間違いなし。味も優しく飽きがこないビスケットです。
まとめ
災害食大賞(c)2019の「うまみ部門」を受賞した5点は、いずれも被災者に優しい非常食となっています。
手軽に食べることができることは重要なポイントであり、栄養面も考えられているのもありがたいことです。
・銀賞:Hotぐるべん7備蓄王そぼろ玉子とじ丼
・銅賞:忍者食ひじきご飯
・奨励賞:野菜一日これ一本 長期保存
・奨励賞:ペコちゃんどこでもビスケット保存缶
備蓄や持ち出しリュックにプラスしておけば、いざという時に必ず重宝することでしょう。
また、持ち出しリュックや備蓄に備えておきたいグッズのリストをまとめていますのでチェックしてみてください。
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