2020年1月14日(火)のあさイチでは、冬のちょっとした悩みをクイズ形式で紹介。
鼻づまり・静電気・脇の匂いなど、10項目+3つのピンチから緊急脱出!
「プチ・エマージェンシー」と称して、あくまでもその場しのぎの方法として言及されています。
とはいえ、すぐにでも使えるものばかりとなっているので、いざという時の最終手段として覚えておくと良いかもしれませんね。
冬のちょっとした悩み13個を解決!
番組では、普段御生活における悩みやトラブル10個+3について、解消方法を紹介しています。
そのほとんどが冬に起きるものであり、それを少し工夫するだけで回避することができるというものです。
ピンチの時には、試してみる価値はあるかもしれませんよ。
しかし、信じるか信じないかはあなた次第とのこと。
また、アレルギー持ちの方や体調が優れない方など、注意する必要があるものについては控えるようにしてくださいということです。
②静電気
③寒くてなかなか起きられない
④外で待つ時のかじかみ
⑤洗濯物のティッシュまみれ
⑥ニットのチクチク
⑦ダウンコートから羽根が出ている
⑧脇の匂いが気になる
⑨少ししか使っていないカイロがもったいない
⑩タイツ・ストッキングの伝線が広がらないようにする
番外①口の中のヤケドを和らげる
番外②みかんにカビが生えた
番外③カイロを貼っても温かくならない
①鼻づまり
軽い鼻づまりになった場合は、脇の下にペットボトルを挟み込むと鼻の通りが良くなります。
これは、脇の下にある交感神経が鼻と繋がっているため、鼻(鼻甲介)に作用して血管を収縮してくれるのです。
鼻の粘膜が腫れることで空気の通りを悪くしているのですが、脇を圧迫することで腫れが収まりスッキリとします。
以下のように、それぞれ左右が逆の関係となるのでお間違えなく!
左の鼻づまり=右の脇を圧迫
ペットボトルは円柱状のものがよく、角張ったものは効果が薄くなってしまうとのこと。
ただし、やり過ぎると脇が痛くなってしまうので、やり過ぎにはくれぐれもご注意を。
②静電気
冬の季節は、何かと静電気に悩まされることかと思いますが、その中でも厄介なのがドアを開ける時ではないでしょうか?
そんな時は、硬貨を持って先にドアに接触させてから、通常通りノブを握るというものです。
硬貨がドアと触れることで静電気のを放電してくれるので、そのすぐにドアを開ければ平気なのだとか。
しかし、その後に歩いたり動いたりして、服が擦れると再び静電気が身体に溜まっていくので、またドアを触る時には同じ要領で放電させた方が良いかもしれません。
硬貨でなくても、割り箸のような木で同じように触れてからでもOK。
コートなどを脱ぐ時のバチバチは、コートとインナーの間を少し濡らしたハンカチで軽く撫でてあげることで防ぐことができます。
少しでも水分を与えることで静電気は収まるといいます。
スカートがタイツにまとわりついてしまうなんて時は、保湿クリームのようなものを伸ばた手で軽くタイツを撫でてあげることで解決することもあるとのことです。
③寒くてなかなか起きられない
寒い季節には、なかなか布団から出られず起き上がれないなんてこともありますよね。
そんな時は、1秒に1回のペースで30秒ほど鼻で息をします。
連続で行うので、フン、フン、フン、フン・・・といった感じになります。
身体の血流が良くなるために温まるとのことです。
また、手をグーパーグーパーとすることも効果的。
しかし、妊娠中の方や血圧が高い方は控えるようにとのことです。
④外で待つ時のかじかみ
バスや電車を待っている時に寒さで手足がかじかむなんて時は、目を使って暖を取ります。
どういうことかというと、温かく感じられる映像を見て脳を勘違いさせるという方法なのです。
たき火などの明らかに暖かいと思われる動画を観ることで、血流は20秒、副交感神経は30秒で数値がアップするといいます。
⑤洗濯物のティッシュまみれ
鼻をかんだりすることが多い時期でもあり、ついつい衣類のポケットに入れたまま洗濯してしまうこともありませんか?
洗濯機を開けてティッシュだらけの状況だったらヘコみますよね。
そんな時は、柔軟剤のみでもう一度洗濯機を回すことで解決できるとのこと。
ただし、排水口のつまりの原因となるので大きめのカスを取ってから回すようにしましょう。
それでもまだ取れないカスは、乾かした後に霧吹きで湿らしてからブラシで軽く擦ると取れますよ。
水100mlに対して柔軟剤を2、3滴入れた液体を吹きかけてからサッサッと取り除くようにします。
⑥ニットのチクチク
ニットを着ていると、首回りがチクチクする不快な感覚がありませんか?
これは、肌が乾燥していて細かく傷ついているためにニットの繊維と擦れ合ってしまうために起きてしまいます。
解決方法は、単純に保湿クリームやハンドクリームなどを気になる箇所に塗ればOK。
肌をコーティングして、ニットとの摩擦を少なくすれば不快感は薄れるようですよ。
⑦ダウンコートから羽根が出ている
ダウンジャケットやダウンコートを着る機会が多くなる冬ですが、気になるのは羽根が出てきてしまう現象ですよね。
取ってしまうとティッシュのように次から次へと出てきて無限ループに。
飛び出てしまうのは、芯のある羽根(ウェザー)の場合が多い。
解決法は、引き抜くのではなく押し込んで元に戻してあげるというものです。
裏地を探って、裏から引っ張ることで中に入れます。
そのままだと同じところから出てくる可能性が高いので、軽く擦だり揉んだりして穴を塞ぎ繊維を元に戻しておきます。
縫い目から芯がない羽毛が出ている場合は、養生テープなどでポンポンとすることで簡単に取れます。
⑧脇の匂いが気になる
冬は暖房をかけている部屋に長時間いること、通気性が悪いことなどが原因で脇がムレて匂うことも多いですよね。
制汗スプレーなどで対処すれば良いのですが、もしも忘れてしまったら大変です。
そんな時に有効なのが、なんと「唾液」なのだとか。
唾液を脇に塗ることで、嫌な匂いを抑えられると言うのです。
逆に臭くなるのでは?と思うかもしれませんが、唾液は本来匂いが少なく菌を防ぐ効果があるとのこと。
唾液には制汗スプレーなどにも含まれているリゾチームが存在しています。
ツバやタン、食べ物が含まれることで匂いが出てしまうので、本来の唾液を使用するようにします。
1分ほどうがいをして口内をきれいにし、口の筋肉を動かし新鮮な唾液を出させます。
脇の匂いの元となる黄色ブドウ球菌に唾液を与える番組で紹介した実験では、800あった菌が250にも減っていました。
汚いという印象を持ってしまう対策法なので、本当に緊急でどうしようもないという時の最終手段として頭の片隅に入れておくくらいで良いかもしれませんね。
ちなみに、女性スタッフが実際に行った際には、臭気判定士が脇の匂いを嗅ぎました。
唾液を塗る前は気にならない程度の一般的な匂いだったのですが、唾液を塗るとほぼ無臭になり、かなりの驚きを見せていました。
⑨少ししか使っていないカイロがもったいない
使い捨てカイロとはいえ、まだ暖かいうちに用が済んでしまったらもったいないと思いますよね。
そんな時は、ジップロックのような密閉袋にいれておくことで、再び使えるようになるとのことです。
カイロは中身の鉄が酸素と化学反応を起こし酸化鉄になる過程で熱を発生させます。
つまり、酸素に触れないようにすればOKという話なのです。
しかし、カイロには最高温度が記載されているので、袋は必ずその温度に耐えられるものを使うようにしてください。
⑩タイツ・ストッキングの伝線が広がらないようにする
タイツやストッキングの伝線を広げないためにはどうすればいいのか。
この方法は、伝線を直すのではなく、これ以上広がらないようにするものなので、穴が空いていればそのままを維持できるという方法なので注意。
その方法とは、ヘアスプレーを伝線したところに吹き付けるというものです。
ヘアスプレーにはポリマーという接着剤のようなものが含まれているので、伝線の拡大を防ぐ効果があるのです。
しかし、湿疹や怪我(傷)などがあったり、肌が弱かったりで、異常が現れることもあるのでそのような方はやらないようにしてくださいということでした。
番外①口の中のヤケドを和らげる
熱いものを食べたときに、口の中が軽くヤケドした場合の対策としては、ハチミツをティースプーン程度を舐めるというもの。
とはいえ、口のヤケドは軽いものであれば数日で治るので気にならないですよね。
アレルギーがある人は控えるようにし、ヤケドが重い場合は行わずに病院へ。
番外②みかんにカビが生えた
箱の中でみかんにカビが生えたら、他のみかんに影響を与えてすぐに傷んでしまいますよね。
みかんに生えるカビは青カビで、胞子が箱全体に広がるのでほったらかしにするとすぐに全滅してしまいます。
カビが生えたみかんは捨て、他のみかんはきれいに水洗いします。
箱には戻さずにカゴなど風通しの良い器に入れて保存。
その時に、箱で下の方にあったみかんを上にするようにします。
カビにもアレルギー反応を起こしてしまうという人もいるため、注意してください。
番外③カイロを貼っても温かくならない
カイロを貼っても温かくならないという場合は、右の胸の下あたりに貼ると良いようですよ。
ちょうど肝臓の位置となり、血液が集まっているので身体が温まりやすいとのことです。
他には、背中の肩甲骨の間あたり(背骨の一番出っ張ったところから3番目の背骨の山あたり)に貼るのも効果があります。
そこには風門と呼ばれるツボがあり、温まりやすくなっているようですね。
まとめ
冬に関するちょっとしたお悩みについての緊急解決策を紹介しましたが、すぐにでも実戦できるものばかりでしたね。
なかには、注意が必要なものもあるので、必ず自分の身体と相談してから行うようにしてください。
全てにおいて、番組では専門家が提案していた方法ですが、時が経てば実は効果がなかったなんてこともになるかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第・・・と番組でも言っていましたしね。
自粛生活での悩み解消についての記事も参考にしてみてください。