2017年2月24日に初めて実施され注目を集めたプレミアムフライデー。
さらに、2018年夏にはシャイニングマンデーなるものが登場し、プレミアム失敗の二の舞かとヒヤヒヤした方もいたのではないでしょうか?
といっても、今となってはそんな話しすら覚えていないという人の方が多いかもしれませんね。
ここでは、改めてシャイニングマンデーの内容について見ていきたいと思います。
シャイニングマンデーの意味!
プレミアムフライデーについてはみなさん認識していると思いますが、月末の金曜日は15:00に仕事を終えて待ちに出かけよう!というキャンペーン。
お金を使えば経済が潤いますよね、という取り組みでしたが実施した人はほとんどいないと言っても過言ではない程に失敗しちゃったんですよね。
そして次は「シャイニングマンデー」という、いかにもアニメキャラの技の名前みたいなものが出てきました。
金曜日が難しいなら月曜日だという考えから、月曜日の午前中を休みにする働き方となっています。
2018年7月30日には経済産業省の職員によって、試験的に実施されました。
さすがに政府もフライデーに手応えがなかったのか、他の曜日を検討していたようで月曜日を検討。
金曜日の午後からではなく、土日はいっぱい楽しんで月曜日はゆっくりしましょうといことのようです。
休むことができれば仕事もはかどるし、給料をもらう時期でもあるので休日にはお金を使ってくれるだろうという考えなのです。
たぶん国民の多くはそこじゃない!とツッコみたい気分でしょうし、根本的に何かがズレている気がするんですけどね・・・。
シャイニングマンデーもやっぱり失敗?
シャイニングマンデーは、月末の金曜日に帰りが遅くなりがちな経済産業省の職員によって行われてきたもの。
最初はとある広告代理店の方が提案したもので、2016年7月の参議院選挙では公明党がマニュフェストに載せています。
実際に仕事や休みを調整するために個々で行われてきた考え方で、それを国民全体に勧めてみてはどうでしょうという話。
ただ、2018年7月30日も職員の30%くらいしか実施していないとのことで、説得力は薄いものになってしまっています。
思いつく唯一のメリットは、主に平日に手続きをすることが多い郵便局・銀行や役所などを訪れる際に、会社に気を遣わずに行けるということでしょうか。
そもそも個人の休日の行動まであれこれ言われたくないという人が多数でしょうし、結局お金は使う人は使うし使わない人は使いません。
経済産業省内での30%という結果が失敗だと思わずに、国民にまでキャンペーンを勧めてくるのはお願いだからやめてほしいものです。
シャイニングマンデーの実現の可能性は?
さて、プレミアムフライデー同様、あまり効果がないように思えるシャイニングマンデーですが、今後実現する可能性はあるのでしょうか?
例えば、月曜日の午前中までに必ず終わらせないといけない仕事があった場合はどうしますか?
金曜日に残業するか、土日に出勤するか、月曜日に早く行くか・・・たぶんいずれかになるでしょう。
場合によっては月曜日の残業で穴埋めをして火曜日がツライということも考えられますよね。
結局のところ、プレミアムもシャイニングも失敗に終わることは目に見えているのでもう少し国民に寄り添った提案をお願いしたいと感じます。
まとめ
経済産業省ではプレミアムフライデーの代替案としてシャイニングマンデーが検討されていました。
しかし、手応えがないのか国民にキャンペーンは呼びかけず、相変わらずプレミアムフライデーが実施されています。
個人的にはシンプルに「ノーマルエブリデー」で充分なのですが、どのように感じましたか?