ディーン・クーンツが1981年に発刊された小説「The Eyes of Darkness(闇の目)」には、新型コロナウイルスの流行を思わせるような内容が描かれています。
しかも、「武漢」というキーワードもピンポイントで書かれていることで、予言なのではないかと話題となっていたんですよね。
では、どんな内容なのか共通点を見ていくとしましょう。
予言・小説家ディーン・クーンツが発生源「武漢」を的中!?
アメリカ人の小説家ディーン・クーンツが1981年に出版した「The Eyes of Darkness(闇の目)」。
新型コロナウイルスが発生した2019年よりも38年前に書かれてものとなっています。
小説では、「武漢」というキーワードが書かれ、まさに新型コロナウイルスのことを予言していたと思われても不思議ではないんですよね。
簡単なあらすじは、中国の武漢ウイルス研究所で作られた「武漢-400」と呼ばれる人工微生物がアメリカに持ち込まれます。
培養する際にミスが発生し、アメリカで微生物によるものと思われる症状が出てしまい人が次々と感染。
感染したら肺炎のような症状が出て、犠牲になってしまう確率は100パーセント。
人にしか感染しないというもので、それ以外の環境では1分以上は活動できない微生物。
つまり、証拠も見つからない生物兵器であり、最高の兵器といて描かれているんです。
さらには世界中に広がリを見せるというストーリーとなっています。
新型コロナウイルスと「武漢-400」の発生源
「武漢-400」というのは、RDNA研究所で400番目に作られた人工微生物ということで付けられている名前になります。
ただ、新型コロナウイルスも武漢が発生源というのは何かの暗示だったのでしょうか。
現実の世界でもアメリカが、武漢ウイルス研究所から漏れ出したという疑いをかけていますよね。
もちろん、中国やWHO(世界保健機関)は真っ向から否定しています。
武漢-400は感染したら100パーセント命を落としてしまうという恐ろしいものとなっているので、ここも異なる点ですね。
1分以内には自然消滅してしまうのもまた違います。
ただ、ワクチンがないという点では、現状では共通しています。
「武漢ウイルス」はNG
新型コロナウイルスは、正式には「SARS-CoV-2」と表記され、新型コロナウイルス感染症は「COVID-19」と呼ばれています。
SNSなどでは、発生源が武漢であることをうやむやにさせないためなのか「武漢ウイルス」とあえて書いている人もいますよね。
ただし、「武漢ウイルス」と表記するのは注意しなければいけません。
2015年に決められたWHOの「名称決定についてのガイドライン」では、人名や地名、食品名や動物名、特定の文化や産業に関する名前を含まないようにするとしています。
過去には「スペインかぜ」や「中東呼吸器症候群(MERS)」などが名称に付けられています。
しかし、風評被害や差別的なことを避けるために、2015年以降は含まないようにしているんです。
有名な人のなかには、うっかりなのか、わざとなのかSNSに書いてしまい謝罪までしています。
中国はいち早く感染拡大が収まったとして、今度は世界に援助する立場となり、国によってはヒーロー扱いを受けています。
印象操作のような雰囲気になっていることもあり、発生源はあくまで「中国」「武漢」ということを示したい気持ちが働いてしまうのでしょう。
とはいえ、世界中が発生源を忘れることはないでしょうし、あまりSNSでの「武漢ウイルス」という表記はしない方がいいと思いますよ。
まとめ
1981年発刊のディーン・クーンツ「闇の眼」では、武漢400というウイルス兵器が登場し、新型コロナウイルスの予言ではないかと話題になりました。
ディーン・クーンツは、まだ新型コロナウイルスのパンデミックについて言及していませんが、どんな発言をするのかにも注目が集まります。
過去にも中国は感染症の発生源に何度もなってきていますし、武漢には研究所があるので、予言と言うよりは現実的に起こっても不思議ではないシチュエーションだったというのが真相でしょうね。