冬のレジャーの定番であるスキーやスノーボードへの影響が高まっています。
2020年の冬の降雪量が少なく、今後も悩まされることになりそうなのです。
1月9日(木)に気象庁から発表された、1月11日(土)~2月10日(月)の1ヶ月予報では全国的に暖かい気候となるとのこと。
ゲレンデで楽しもうと思っていた人にとっては残念なお知らせですが、この状況はいつまで続くのでしょうか?
2月も雪不足でスキー場ゲレンデは深刻?
日本列島の付近には、寒気が来にくい状況となっているといいます。
そのため、全国的に気温は高くなる傾向にあるようですね。
青森県の大鰐温泉スキー場では、1月12日(日)に県中学・高校スキー大会が行われる予定ですが積雪は30センチほど。
平年の半分程度で、ゴール地点はハゲて地面が見えてしまっているといいます。
また、石川の白峰アルペン競技場では多くても10センチメートルしか積もっていないため、1月14日(火)~16日(木)に予定されていた石川県高校スキー選手権と石川県中学校スキー大会は、会場の変更が決定。
岐阜県のほおのきスキー場を使用することになりました。
宮城県蔵王町のみやぎ蔵王えぼしリゾートでは、10コースのうち5コースのみの営業になっています。
1月7日の夜から8日の朝にかけて、宮城県内の広い範囲で雪が降りましたが、まだまだ雪不足に悩んでいます。
全国的にオープンが遅れ、さらに毎年降り積もらない状況となると営業自体も危うくなるかもしれません。
スキー客もネットを駆使して雪の状況を見ながらの判断となるため、楽しむためのリゾート遊びのはずがストレスのかかる状態となってしまいます。
1~3月も気温は高い予想
ウェザーニューズでは、1~3月の予報を立てていますが、いずれの月も気温は高い予想となっています。
・日本海側では降雪量が少なくなる
・気温は平年より高め
・一時的に真冬の寒さになることもある
・太平洋側で雪が降る可能性もある
・気温は平年並か高くなる
・寒さのピークとなる
・中旬以降は北日本の日本海で雪が降る日が多くなる
・気温は平年並みか高くなる
気温は高い予想ではありますが、寒さがやってくることもあり防寒対策や体調管理には注意が必要となってきそうです。
太平洋でも雪が降るとの予想となっているので、転倒や交通事故への注意もしておきたいところです。
日本海側は降水量が少ない!?
この先の1ヶ月予報では、日本海側での降水量が少ない状況が続くと言われています。
冬型の気圧となっても長くは続かず、日本海側では雪が降りににくいのだとか。
平年よりも少なくなり、雪不足はまだまだ続くといいます。
反対に、太平洋側での降水量は平年並かそれ以上となる見込みとのことで、晴れも少なくなるパッとしない天気になるとのこと。
折りたたみ傘を常に持参しておくなど、いざという時のために準備しておくと良いかもしれませんね。
まとめ
スキー場を悩ます雪不足は、シーズン中ずっと続きそうな予報が出てしまいました。
日本海側では雪が不足し、太平洋側では雨が多くなります。
2020年だけの問題なのか、それとも毎年起こってしまうのか、はたまた来年以降はさらに深刻になってしまうのか、今後の動向にも注目しておきたいところです。