アメリカと日本の竜巻の被害の違いは?風速や中心気圧はどれくらい?

アメリカと日本の竜巻の被害の違いは?風速や中心気圧はどれくらい?

竜巻といえばアメリカでの映像をよく目にしますよね。

 

アメリカでは大小合わせて年間1,000個ほど発生しているというから驚きです。

 

もちろん日本でも年間約20個発生し、小規模ながら被害をもたらしています。

 

では、アメリカと日本での被害の規模にはどんな違いがあって、風速や中心気圧はどれくらいなのでしょうか?

 



竜巻の風速や中心気圧はどれくらい?

竜巻は基本的に中心気圧を計測することはないため、そもそも気圧が分かっている例はあまりありません。

 

しかしながら、少ない例から見ると中規模の竜巻で950hPa(ヘクトパスカル)ほどだと考えられています。

 

また、2003年にアメリカのサウスダコダ州で850hPaが観測されています。

 

1971年にシカゴ大学の藤田哲也氏により風速の基準となる「藤田スケール(F)」が考案。

 

以降、竜巻にはF0~F5の6段階に分けられているFが用いられています。

 

F値が大きければ大きいことを示します。

 

しかし、日本ではF4以上の竜巻はまだ観測されていません。

藤田スケール(F)
F0:32m/s未満
F1:33~49m/s
F2:50~69m/s
F3:70~92m/s
F4:93~116m/s
F5:117~141m/s

 

その後、2007年からは「改良藤田スケール」が使われています。

改良藤田スケール(EF)
EF0:29~37m/s
EF1:38~49m/s
EF2:50~61m/s
EF3:62~74m/s
EF4:75~89m/s
EF5:90m/s以上

 

日本では、2016年から日本版改良藤田スケールを採用、微妙に数値が変わってくるので分かりにくいことになっている。

日本版改良藤田スケール(JEF)
JEF0:25~38m/s
JEF1:39~52m/s
JEF2:53~66m/s
JEF3:67~80m/s
JEF4:81~94m/s
JEF5:95m/s以上

アメリカと日本の竜巻の被害の違いは?

では、アメリカと日本では、被害にどれくらいの違いがあるのでしょうか?

 

アメリカと日本の主な竜巻被害を一覧で比較してみましょう。

主なアメリカでの被害

複数の竜巻が発生し、広範囲にわたって被害を与えることが多くなっています。

発生日時発生地域藤田スケール犠牲者数
1840年5月4日ミシシッピ州ナチェズ317人
1884年2月19~20日南部から中西部にかけての広範囲178人以上(1,200人に達した可能性もある)
1896年5月27~28日ミズーリ州、イリノイ州284人以上
1908年4月24ミシシッピ州、ルイジアナ州143人以上
1920年3月28日南部から中西部にかけての広範囲380人
1925年3月18日南部から中西部にかけての広範囲F5747人
1936年4月5~6日南部(ミシシッピ州トゥペロなど)F5436人以上
1953年6月8~9日中西部(ミシガン州など)F5247人
1965年4月11~12日中西部F4(17個)271人
1974年4月3日東部の広範囲F5(6個)、F4(24個)300人以上
1980年6月3日ネブラスカ州グランド・アイランド7人
1999年5月3~6日オクラホマ・カンザス・テキサス・テネシーの各州F548人
2008年2月5~6日アーカンソー・テネシー・ケンタッキー・ミシシッピの各州58人
2011年4月14~16日(241個)45人
2011年4月25~28日アラバマ州を中心に米国の南部および東部の各州(425個以上)354人以上
2013年5月19~20日オクラホマ・カンザス・イリノイ・アイオワの各州EF524人以上



主な日本での被害

日本での竜巻い関する被害について、古くは鴨長明の「方丈記」記されています。

 

現代まで竜巻は日本各所で発生していますが、F3レベルが最強となっています。

発生日時発生地域藤田スケール犠牲者数
1180年5月25日平安京
1926年9月4日埼玉県8人
1962年7月2日茨城県2人
1969年8月23日茨城県2人
1978年2月28日南関東
1990年2月9日鹿児島県1人
1990年12月11日千葉県F31人
1999年9月23日長崎県
1999年9月24日愛知県F3
2006年9月17日宮崎県F23人
2006年11月7日北海道F39人
2006年11月18日沖縄県F2
2009年7月19日岡山県F2
2009年7月27日群馬県F2
2009年9月30日秋田県
2011年8月21日長崎県
2011年8月21日福岡県
2011年11月18日鹿児島県F23人
2012年5月6日茨城県
ほか
F31人
2013年9月2日埼玉県
ほか
2013年9月4日三重県
2016年8月22日岩手県F2
2016年9月28日福岡県F2
2016年10月5日高知県F2
2017年8月7日愛知県F2
2017年9月20日秋田県F2
2018年6月16日沖縄県F3
2018年6月29日滋賀県F2
2019年10月12日千葉県F21人

まとめ

日本では大きな竜巻は発生していませんが、それでも犠牲者や負傷者は出ています。

 

家の瓦や屋根が飛ばされるケースも見られ、樹木も折れることもあるんです。

 

アメリカでは地下チェルターが普及しているようですが、日本でも気象災害に対してシェルターが必要になってくるのかもしれません。

 

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