中国などの砂漠から風に乗ってやってくる砂の粒子「黄砂」。
平年は3~5月の春に日本で観測されますが、2020年は早くも襲来するとのこと。
2月22日(土)~23日(日)に集中するとの予想され、洗濯物などには注意が必要となります。
【2020年2月22日~23日】黄砂が早くも中国から襲来!
中国大陸で観測されている黄砂が、三連休の22日(土)夜に日本列島上空にも飛んでくる可能性があります。
花粉症の症状悪化などが考えられますので、注意をしてください。https://t.co/MVxpJgv4hO pic.twitter.com/ErD9yd2EsI— ウェザーニュース (@wni_jp) February 21, 2020
ウェザーニュースによると、ここ1週間、中国では黄砂が発生し、2月22日(土)の夜には日本に飛んで来る可能性があるとしています。
22日の21時頃には北日本・西日本で多く観測されると見られるという。
夜のため、空が黄色くなっているかどうかは確認しづらいですが、注意しておきたい。
翌23日(日)の朝には地上に到達する可能性があり、週末に外出する方はマスクの着用が必須となりそうでうす。
しかし、新型コロナウイルスの影響でマスクが品不足となっている状況なので、マスクがない方は黄砂情報をチェックしておいた方が良いでしょう。
気象庁黄砂情報
黄砂と花粉症のダブルパンチに注意!
ただでさえ花粉症がキツくなってくる時期に、黄砂の襲来でさらに注意が必要に。
家に入る前に衣服をはたいて花粉を落としたり、空気清浄機を付けたりと対策をしている方も多いことでしょう。
花粉の方はホコリなどでも鼻がムズムズすることもあるため、黄砂によって鼻水やくしゃみが出やすくなるかもしれません。
黄砂は、小さな砂の粒なので、目に入ったり擦ったりすれば傷ついてしまうことも考えられます。
黄砂アレルギーなるものもあるようなので、目のかゆみや鼻炎がひどい場合は、病院で看てもらってください。
また、コロナウイルスにより徹底していることかと思いますが、うがいや手洗いも有効的となりますので忘れないように。
黄砂の人体への影響
黄砂は、0.5~5マイクロメートルほどの大きさで、花粉の30~40マイクロメートルに比べかなり小さいものとなります。
そのため、体内に侵入すればより深いところまで入り込んでしまいます。
黄砂は、数々の疾患を引き起こすと言われています。
・呼吸器感染症
・心臓・脳などの循環器疾患
・ぜんそく
・アレルギー性鼻炎
・結膜炎
・目の病気
黄砂についての詳しい内容は以下の記事を参考にしてみてください↓
まとめ
通常は3~5月に飛んでくるはずの黄砂が、2020年22日(土)~23日(日)にやってくる可能性が高くなっています。
週末の土日なので、多くに人が外出するかと思いますが、花粉・コロナウイルスとともに十分に注意してください。
ただの砂だと思ってナメていると痛い目を見るかもしれないので、対策はしっかりするように心がけましょう。