※イメージ
2020年5月に入って、震度3~4の揺れをともなう地震が各所で頻繁に発生しています。
地震情報の配信や観測を行っている「麒麟地震研究所」が、地震の前兆と思われる変化を観測しています。
どこで大きな地震が発生する可能性があるのか、まとめてみましたので参考にしてみてください。
麒麟地震研究所が5月の地震の前兆を観測!大きな揺れに注意
観測機1のデータです
17日に23000出てから焼岳周辺で多数の地震が発生しています
M5クラスの反応が複数出て地震が発生していますが大きな反応は出ていません。
23日は月と太陽が一緒に動くので引力が2倍になります
大きな反応が出現するか注目しています#地震 #地震前兆 #地震予測 pic.twitter.com/ML3QA7wbxs— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) May 20, 2020
特に2020年になってから連続して地震が起きているのが、岐阜県と長野県の県境。
気象庁では、「長野県中部」や「岐阜県飛騨地方」という表現をしています。
焼岳の周辺では、マグニチュード5クラスの反応が見てとれるとのこと。
ただ、大規模な地震が来るほどの大きな反応は見られていないといいます。
5月23日には、月と太陽が一緒に動くことで引力が2倍になるそうですね。
月の引力は、地震とも関連性があると昔から言われていますし、今後の動きにも注目です。
さらに、過去には同じ場所で群発地震が起きているのですが、2011年の時には東日本大震災と関連性があったも言われているので警戒しておきたいところです。
中央構造線にも注意
観測機3データ
周辺のプレート境界付近、中央構造線付近を捉えています
大気重力波は今日
朝鮮半島から九州北部 伊予灘 中国地方に
和歌山から大阪 京都 滋賀に
箱根から山梨に
長野軽井沢から関東方面に
東北地方日本海側から東北地方東方沖に
多数の前兆が出現中です#地震 #地震予測 #地震前兆 pic.twitter.com/G8e7ruWLIH— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) May 19, 2020
観測機3データ
周辺の太平洋プレートやフィリピン海プレート北米プレート等の境界付近、中央構造線付近を捉えています
大気重力波は昨日と同じ場所に出ています
更に四国から紀伊半島 東海 伊豆諸島 関東沖に出ています
広い範囲で出現する時は大きな地震の前兆の可能性有り#地震予測 #地震前兆 pic.twitter.com/ftCBvgEDbj— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) May 20, 2020
また、中央構造線上における活動にも注意しておきたいところです。
出典:Batholith – Topographic data: NASA‘s SRTM-1 30m Mesh (ver.3 2014)Rendering software: KASHMIR 3D, パブリック・ドメイン, リンクによる
「中央構造線」とは、九州東部~関東にかけて連なっている世界最大級の断層・断層帯です。
麒麟地震研究所では、以下の地域で反応が見られているとのことです。
・伊予灘
・中国地方
・和歌山~大阪・京都・滋賀
・箱根~山梨
・長野軽井沢~関東方面
・東北地方日本海側~東北地方東方沖
中央構造線から離れた地域にも反応が見られているようなので、もはや日本中な気もしますね・・・。
茨城県・千葉県・東京湾での地震
観測機5(関東地方及び沖合 伊豆諸島)
10日に茨城県北部で震度3が発生しその後茨城県沖や南部で複数の地震が発生しましたが、突然20日から関東地震の予測震源域である東京湾で小さな地震が多発しています。今まで出現した非常に大きな反応に対応する地震は未発生なので要注意です#地震予測 #地震前兆 pic.twitter.com/wwXx1YMImr— 麒麟地震研究所 (@kirinjisinken) May 21, 2020
5月に入って、関東付近で揺れを感じる地震が多くなった印象が確かにありますよね。
震度3以上を記録した関東付近の地震をまとめてみます。
・5月4日22時34分:茨城県沖(M4.4・震度3)
・5月6日01時57分:千葉県北西部(M5.0・震度4)
・5月10日07時42分:茨城県北部(M3.2・震度3)
・5月11日08時58分:茨城県沖(M5.5・震度3)
・5月16日06時27分:茨城県沖(M3.9・震度3)
関東といっても、茨城県沖と千葉県に集中していることが分かりますよね。
千葉県北西部は、まさに東京湾付近であり「首都直下地震」にも関わってくる場所。
東京湾内を震源とする地震は、5月20日から突然始まっています。
5月20日14時54分:マグニチュード2.9 深さ30km
5月20日15時00分:マグニチュード2.9 深さ30km
5月21日01時49分:マグニチュード2.6 深さ20km
5月21日02時07分:マグニチュード3.5 深さ20km
5月21日03時05分:マグニチュード3.1 深さ20km
5月21日14時00分:マグニチュード2.9 深さ20km
5月22日06時29分:マグニチュード2.9 深さ40km
いずれも震度1~2で、マグニチュードも規模が小さいためほとんど揺れを感じない程度。
とはいえ、麒麟地震研究所では、大きな反応を見せているにもかかわらず大きな揺れになっていないため警鐘を鳴らしています。
まとめ
麒麟地震研究所によれば、長野県・岐阜県、中央構造線上、関東近辺などは注意しておきたい地域となりますね。
日本では毎日どこかで地震が起きるものですが、大きめの地震が続いているのは気になるところ。
それぞれが関連ないとも言い切れませんし、太平洋側の釧路沖、岩手県沖、宮城県沖、福島県沖、茨城県沖では、それぞれ震度3~4の地震が起きています。
東日本大震災と同じ場所が震源地になる可能性は少ないはずですが、ちょっと怖いですね。
持ち出しリュックをまだ備えていない方は、早めに用意しておくことをおすすめします。
ちなみに↓は実際に手元に置いているもので、少し高めですがかなり優秀な防災グッズです。
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