外出している時に、突然雹(ひょう)が降ってきたらどのように避難しますか?
大きいものが頭に直撃したら、怪我だけでは済まないかもしれませんよね。
降ってくる前兆が分かれば、事前に避難しやすいですがそもそも前兆ってあるのでしょうか?
ここでは、雹が降ってきた際の避難方法や、車がボコボコにへこんだらどうすればいいか紹介します。
防災・突然雹(ひょう)が降ったらどうする?
雹(ひょう)が降ってくる時というのは、豪雨になることがあるので水が溜まりやすいアンダーなどには行かないようにしてください。
室内にいた場合は、窓ガラスが割れたり、トタン屋根が突き破られたりすることがあるので近づかないようにします。
カーテンを閉め、ガラスが飛び散らないようにしましょう。
屋外にいる場合には、バッグなどで頭をガードし、すぐに建物の中に避難します。
雨が伴うときもあるので傘を差したいところですが、雹は傘を突き破る可能性があるので差さないようにしてください。
雹(ひょう)で車がボコボコにへこんだら
車の運転中の場合は、屋内の駐車場に逃げ込むことで回避できます。
しかし、そんなに都合良く屋内駐車場があるとは限らないので、どうしようもない場合はゆっくりと減速し、道路の左側に停車(道交法で停車可能な場所)しましょう。
その上で止むのを待つしかありません。
前日や当日の朝に天気予報を必ず確認し、「雷」「不安定な大気」といったキーワードが出て来たら要注意。
車がボコボコにへこんでしまうため、ボディに毛布を被せるなどして軽減させるのが有効です。
ボコボコになっても、保険会社によっては保証されることもあるので、一度、問い合わせて確認するようにしましょう。
ただし、自然災害が原因で保険を使うことで、次の年の保険料が上がることもあるので、しっかりと確認してから慎重に選択してください。
雹(ひょう)が降ってくる前兆
雹は、上昇気流を伴う積乱雲で作られます。
積乱雲は、雷や竜巻も発生させることがあり、「雷注意報」「竜巻注意報」などが発令した時には注意してください。
雹が降ってくる時の前兆としては、積乱雲が発達し巨大になることが上げられます。
また、周辺が暗くなり、雷が発生、さらには冷たい風が吹いてくるとされています。
遠くで雷の音が聞こえてきたら、「まだ安全だ」と余裕でいないですぐに避難するようにしてください。
まとめ
雹が降ってきた場合、家にいたら窓から離れカーテンを閉めて離れるように避難。
屋外の場合は、頭をバッグなどで守りながら屋内へ避難するようにしましょう。
車を運転中の場合は、屋内駐車場に入るか、道路の左側に停車して収まるのを待ちます。
事前に天気予報をチェックし、天候が荒れそうであれば雹に対する心の準備をしておきましょう。
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