2020年1月7日4時24分(日本時間17時24分)頃に、プエルトリコでマグニチュード6.4の地震が発生。
前日6日にもマグニチュード5.8の地震が起きていてたのこと。
大きめの揺れがあった翌日の大地震、そう考えると自信の多い日本も常に非常時に備えておく必要がありそうですね。
ここでは、プエルトリコの地震の情報について、分かっている情報をまとめおきたいと思います。
プエルトリコでM6.5の地震が発生!震源地は?
日本時間の1月7日(火)17時24分頃、プエルトリコ付近で大きな地震がありました。地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定されます。この地震による津波の心配はないものの、震源付近では揺れによる被害が懸念されます。https://t.co/b6FZSI7z2s pic.twitter.com/cRN3LWAzB3
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2020年1月7日
プエルトリコは、アメリカ領の自治連邦区であり正式には国ではありません。
カリブ海北東に位置し、島の面積は四国ほどの大きさとなっています。
今回の地震の震源地は、南部に位置するポンセから南に13.6kmの南西沖。
震源の深さは10kmと推定され、30秒ほど揺れが続いたと言われています。
プエルトリコは、ハリケーンの被害を度々受けていて、2017年には「ハリケーン・マリア」によって大きな被害を受けています。
さらに、2019年12月28日からは地震が発生し、1月6日にもマグニチュード5.8の地震が起きています。
犠牲者は出ていませんでしたが、1月7日に発生したマグニチュード6.4の地震では少なくとも1人が犠牲となっています。
また、あわせて346人が家を失ったといいます。
プエルトリコ地震で岩トンネル「プンタ・ベンターナ」が崩壊!停電も発生!
観光名所の奇岩「プンタ・ベンターナ」、地震で崩壊 プエルトリコ https://t.co/wL77sNvX3J
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2020年1月8日
地震の影響で、天然岩のアーチである「プンタ・ベンターナ」が崩壊してしまいました。
人気のトンネルとして有名な場所でしたが、上部が崩落。
「プンタ・ベンターナ」とは、スペイン語で「ウインドウ・ポイント」のことで、まさに窓に見えるという意味です。
しかし、窓のようなものではなくなってしまいましたし、インスタ映えは当分できなさそうですね。
そもそも天然岩なので、元に戻ったとしても人工物のものになってしまいます。
とはいえ、復興のシンボルとして、今後どうなっていくのかにも注目していきたいところです。
プエルトリコ地震での津波の心配は?
地震直後に津波警報が発令されましたが、大きな津波には襲われず、ほどなくして警報も解除されました。
とはいえ、20cmほどの津波が観測されたという情報もあるんですよね。
一方で、ライフラインは電力供給が自動的にストップされ、停電となりました。
さらに断水されていることもあり30万人に影響しているといいます。
まとめ
2020年1月7日にプエルトリコでM6.4の地震が発生し、停電・断水となってしまいました。
1人が犠牲となり、家を失った人も300人を超える規模となっています。
10日ほど前から地震が続いていたとうことからも、日本で頻発している小さな地震にも注意しておきたいところです。
海外の地震の情報を受けて、自分の身に起こったときのことを考えて備えをしておく思考を持つことが大事になってきます。