【防災】オフィス・職場で火災が発生した時の行動・注意点|エレベーターは使用しない

【防災】オフィス・職場で火災が発生した時の行動・注意点|エレベーターは使用しない

もし、オフィス・会社で火災が発生した場合、あなたは冷静に行動することができるでしょうか?

 

実際に火災が起こると、パニックに陥りやすくなるため避難方法をしっかり理解しておくことが大切です。

 

火災は注意していれば、たいていは起こさずに済むものですが、「絶対」はありませんので、いざという時のために学んでおきましょう。



防災・オフィス・職場で火災が発生した時の行動・注意点

火災報知器が鳴ったら、近くに火や煙が見えなくても速やかに避難を開始するようにしましょう。

 

誤作動なのかと思い避難しない人もいますが、一緒になってゆっくりしていてはいけません。

 

むしろ周りの人に声をかけて逃げるように促すようにしましょう。

 

鼻と口をハンカチでおさえながら、低い姿勢になって避難します

 

煙で視界が悪くなっている場合は、壁をつたって非常階段や非常口を目指してください。

エレベーターは使用しない

ビルの上の方の階にいる場合は、急いで地上に降りたいと思ってしまいますがエレベーターの使用はNGです。

 

普段からエレベーターだけしか使っていない場合は、慌ててしまう可能性がありますよね。

 

エレベーターに乗っている時に停止して閉じ込められてしまうこともあり、非常に危険ですので絶対に乗らないように。

 

そうならないためにも、普段から非常階段・非常口の場所や行き方をチェックしておくようにしてください。

 

1ヶ所がけでなく、複数の場所に設置されているはずですので確認しておきましょう。

 

3階以上であれば、窓に消防隊の進入口のしるしとなる▼マークがあるので、その前にはモノを置かないようにしなくてはいけません。



通勤途中の電車で火災が発生したら?

通勤途中の電車の中で、荷物が燃えていた場合は緊急停止ボタンを押して、消火器を使って消火するようにします。

 

充電バッテリーから発火することもあるので、思いがけずに燃えてしまうこともあるのです。

 

消火器の使い方が分からない場合は、絶対に近づかないように。

 

ホームにいる場合や地下にいる時は、ハンカチで鼻と口をおさえて、駅員の指示に従いましょう。

携帯電話から119通報する時の注意点

消防への通報をする際には、一問一答で状況を伝えるのが基本となります。

 

電話をする前には、住所や近くの目印がちゃんと説明できることを確認してからにしてください。

 

パニックのまま電話をしても、相手に伝わらないのでかえって時間が遅れてしまいます。

 

冷静に受け答えをするためにも、かける前にいったん深呼吸をしておきましょう。

 

消防から折り返しかかってくることもあるので、電源は入れたままにしておきます。

 

電話をかけるた時の受け答えの順番は次のとおり。

 

Q「火事ですか? 救急ですか?」

A「火事です」

Q「場所はどこですか?」

A「○○区○○2-3です。△△小学校の南側です」

Q「何が燃えているのですか?」

A「●●が燃えています」

Q「ケガ人や逃げ遅れた人はいますか?」

A「ケガ人がいます」

 

このように、もしもの時には、できるだけ詳細に伝えるように心がけてください。

 

まとめ

オフィスや職場で火災が発生した時には、速やかに非常階段や非常口から外に避難するようにします。

 

煙は上にのぼった後に壁をつたって下にまわってくるので、少しでも煙を避けるために腰をかがめて鼻と口をハンカチで押さえるようにします。

 

エレベーターは停止して閉じ込められる可能性があるので、使用せずに避難してください。

 

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